
前回に引き続き、実際に当社のReco.series、FIRSTのモデルハウスをご覧いただいた30代の女性のライター、岡嶋一人さんの記事をご紹介いたします。
プロが教える!お手頃価格なのに部屋にマッチしておしゃれに見えるインテリア〜後編〜
2019年1月30日
私の妹が一昨年、家を建てたのですが、完成前後はどんな場所へ買い物に行ってもずっと、新居に置くインテリア雑貨について思いを巡らせていました。楽しそうではありましたが、不安そうにも見えたのが正直な印象です。本人もよく「戸建てのインテリアを一人で選ぶの、大変すぎる!」と叫んでいました。そしてその状況は今も地味に続いています。家を建てた際、妹のように感じる人は他にも大勢おられるでしょう。敷島住宅のシュエットで家を建てたら、プロが考え抜いた“おしゃれの見本”を、体験することもできるのです。今回はそんなお話の後編。
前編はこちら。
目次
ブランインド編
シュエットで建てたお家には、リビングや子ども部屋などにいくつか小窓がついています。カーテンをかけるほどでもないけれど、そのままにしておくと何かと支障をきたす小窓。いい感じのブラインドをセンス良く使いこなしたいものですが、かなり難しいですよね・・・。
リビングの大きめな窓には、ざっくりした竹素材がマッチ
この画像に見覚えのある人は、もうシュエットのモデルハウスについてかなりのレベルに達していることでしょう。そう、以前の記事でコーディネーターさんのこだわりアイテムとしてもご紹介した、あのブラインドです。ウッド素材のブラインドって、おしゃれに見えてシュエットの床の色ともマッチしているんですが、特にバンブー(竹)でできたものはお手頃価格で購入できるという嬉しさつき!画像のものは窓周りのアイテムを揃えるメーカーさんで揃えられた一品。取り付けが工事に含まれることや窓のサイズにぴったりとくるものを選ばないといけない点を考えると、ブラインドって意外に、コーディネーターさんとしっかりと相談して検討したいアイテムであることが伺えます。
女子の子ども部屋には、遊び心と華やかさのあるブラインドを
女の子のお部屋を想定されて作られたこちらのお部屋。壁紙が特徴的です。どうにかして、この壁紙を選び出せたとしても、ど素人との私が一人でこの壁紙に合うブラインドを選んだとしたら、きっと無難な真っ白をチョイスすることでしょう。ちょっと背伸びができたとしても、薄めのピンクかアイボリーを選び出すのがやっとのことです。それが、プロの手にかかるとコレ。「壁紙が印象的なので、プレーンシェードというシンプルな形にしました。無地にしてしまうと落ち着きすぎるので、思い切って大柄デザインを取り入れました。」とコーディネーターさん。「なるほど!シンプルにするのは柄じゃなくて、形なんだ!」って、ブラインドに形があるって知ってましたか?私は知りませんよ!どうやら、こちらのブラインドは大手カーテンメーカーでセミオーダーされたようで、カタログから生地やカーテンの形なんかを指定していけるそうなんです。この壁紙に、この柄のブラインドを選び出すセンス。私には何年かけても培われそうにありません。きっとそう感じる人、多いでしょう。もう、迷わずコーディネーターさんに相談です!カーテン屋さんでブラインドを選べるところから、教えてもらえるんだから、相談しない手はない!
小物編
モデルハウスには、お家で暮らした時のイメージがよりリアルにできるように、そして、そんな想像の助けになるように、家具はもちろん、食器や収納小物などの小さなインテリアアイテムまでもが揃えられていることが多いです。モデルハウスの中には、よーく見ると、小物がフェイクだったり紙で作られていたりということもありますが、シュエットに揃えられていたものは、小物雑貨までもが部屋にマッチしていておしゃれでした。コーディネーターさんのシュエットにかける思いの強さがひしひしと伝わってきます。
インダストリアルなダイニングテーブルに合う、食器たち
リビングに欠かせないダイニングテーブル。シュエットにはアイアンフレームの気取らないおしゃれな1セットがとてもよく似合っています。さて、ここまでバッチリ決まったテーブルセットの上には一体どんな食器を並べればいいのでしょう?私なら腕組んで、考えあぐねてしまいますね。間違っても百均で揃えた簡易な食器たちでは太刀打ちできない・・・って、えっ!?このマグカップとスキレット、それにさりげなく添えられているまな板は、有名100円均一ショップで購入されたですって!?てっきりおしゃれな雑貨屋さんで購入されたのかと・・・。
このレベルのものが数百円で購入できるなんて、シビアな家計管理が必須の子育てママには、本当に嬉しい世の中です。ランチョンマットは北欧系家具屋さんからの1枚。こちらも1,000円程度とお手頃です。全部揃えても2,000円行くか行かないかくらいなのですね!?急にママ友を読んで美味しいコーヒーを淹れたくなってきました。スキレットでケーキを焼いて、まな板にはおしゃれな食材でトッピングしたクラッカーをのせましょう。(ケーキ焼けないけど。おしゃれな食材、一つも思い浮かばないけど。)
さりげないスペースにも、気遣いを
テレビ台って画像のようにDVDデッキなんかを収納できるように、細長い収納スペースが設けられていることが多いです。この台でいうと右側の4つ。「収納場所があれば、有効利用せねば!」と即座に考えてしまう貧乏性な私。(使い方合ってますか?)この台の場合だと、デッキは上の段で、その横と下にDVDをぎゅっと並べて、まだスペースがあればティッシュにお掃除グッズに・・・。ってダメです。ダメなんです!見える収納スペースは、見せる収納スペースでもある。そのことに少しだけ気づいてきました。見せたくないものは隣に設けられた引き出しタイプの収納場所へ入れてしまって、画像のように、さりげなく英字新聞を敷いてみる。小物や写真を飾るのもいいでしょう。ちなみにこの英字新聞は百円ショップに行けば手に入るのだとか。「英字新聞は見せる収納場所で使える」これ、覚えておいて損はないと思います。
木製チェアーは、内装の色味を意識して
コーディネーターさんの真骨頂が発揮された洗面スペース。ここにさりげなく置かれているチェアーも、実はしっかり考え抜かれて選ばれました。洗面スペースにチェアー?と感じる人いるかもしれませんが、洗面所で化粧をする派の女性や、幼い子がいるご家庭では納得のアイテムだと思います。このチェアーは、鏡枠やカウンターに用いられているウォールナットの濃いブラウンと合わせて、京都にある雑貨店で購入されました。お値段は6,000円程度。統一感を出すためには、これよりも薄い茶色でも濃い茶色でもダメ!とコーディネーターさんはおっしゃいます。どおりで「木製で揃ってたらいいんじゃない?」的発想の私の家はごちゃつくわけだ!
見せる収納は、収納グッズ自体もおしゃれに
こちらは洗面スペースの反対側に設けられたスペースです。ごちゃごちゃと収納のための設計はされておらず、目の位置に2枚の板で棚が設けられているだけ。「好きなように飾ってみなさい」というお題が出されている気がするほどのシンプルさ。インテリアコーディネートにめっぽう疎い私などは、恐怖心すら覚えるわけですが、この画像のように“答え”がわかるとそのシンプルさだからこそ実現できるおしゃれなコーディネートに、納得してしまうわけです。家族の洗面具や着替えを個別に入れておくのにちょうどいいカゴは1つ1,000円程度で揃えられています。名前を描くタグがつけられている徹底っぷり!間違っても漢字で名前を書かないように。そこはローマ字!家族4人想定だから、カゴも4つ。普段の生活の参考にもなります。
クローゼットには便利アイテムを使って機能的に利用
こちらは、女の子が利用する想定で作られた子ども部屋のクローゼットです。画像に写っているアイテムを全て揃えても3,000円程度とのこと。右側にかかるボックスタイプの収納アイテムは、目にされたことがある人もいると思います。毎日使う靴下にタオル、よく着るT シャツなどはこうしたアイテムを使って収納しておくと便利!一目でわかるし、埃もかかりません。S字が連なったように見えるハンガーは、ネクタイにベルト、スカーフなどが掛けられます。女の子ならマフラーやリボンタイなどの小物をまとめておくのに便利でしょう。(ええ、全部コーディネーターさんからの受け売りです)
一度は買い揃えてみたい、かわいいアートセット
こちらも、女子の子ども部屋に設置されているアイテムです。“絵を描くのが好きな女の子”という設定で作り込まれたので、このセットが置かれているわけですが、絵が特別好きというわけでなくても、それに女の子でなくても、このセットが部屋のどこかにあれば、アートへの意欲が湧いてきます。同じものをまとめて購入してもお手頃な価格とのこと。ちなみに購入場所は、記事に何度も登場する大手の北欧系家具屋さん。本当に、おしゃれハウスを目指す主婦にはありがたい存在です!パネルボードは面がホワイトボード、裏が黒板になっているので、気分によってお絵かきを楽しめます。ちなみに、チョークも揃えられていましたが、なんと最近はチョークを百均で購入できるとのこと!(百均すごすぎる)このアートセット、実用性を兼ねた子ども部屋のおしゃれアイテムになること、間違いありません。
まとめ
家を建てるときは、外装も内装も家具もどれもしっかりこだわりたい。でも、建ててしまったら毎日意識して手にするのは、インテリア小物が中心です。そんな小物たちって、どんな家庭でも主婦が「あーでもない、こーでもない」と一人で悩みながら揃えていることが多い。
少し部屋がおしゃれになり、少し使う人の心が晴れやかになる、そんな小物のあれこれについて、敷島住宅のコーディネーターさんと語り合ってみませんか?
※こちらの記事で紹介しているモデルハウスは2020年2月でご見学を終了させて頂きました。

- 乳幼児2人を育てるワーママライター。恋愛からワーママライフまで『現代女性が生きるヒントを得られる記事』を心がけています!
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