梁0↑荷重(kn)RECOの構造は、日本古来の工法である木造軸組工法に、その弱点を補う金物接合工法を組み合わせています。外周部に使う柱はすべて4寸(12cm)仕様です。木造軸組工法の従来の接合方法では、木と木を接合する際、欠損部分が大きくなるのが構造上の弱点でした。RECOはその弱点を補うために金物接合工法「Tec-One(テックワン)」 を採用しています。住宅の構造や基礎は、住まう人々の安全や安心を支える重要な役割を担っています。日常生活では目にすることのない構造、基礎、耐震性能にもこだわっていますので、気にすることなく永く安心して暮らしていただけます。日本では昔から柱と梁を組み上げた木造建築(伝統工法)が主流でしたが、この伝統工法を発展させたものが木造軸組工法で、デザインや間取の自由度が高く、大きな空間や大きな開口をつくりやすいなどの特徴があります。構造自由度が高い広くとれる信頼された(伝統)工法外周に使う柱はすべて4寸仕様工事監督特徴1間取りの特徴2間口を特徴3特徴409【木造軸組工法の構造】【接合部剪断強度比較】Tec-One断面欠損を抑え強度を高めたTec-OneTec-One母屋雲筋交い垂木小屋束菅柱菅柱筋交い小屋梁火打梁通し柱在来工法仕口在来工法仕口130120110100908070605040302010変位(mm)→204060梁せい=240Tec-Oneが木材本来の強さを最大限に発揮金物接合工法Tec-Oneでは、12mmのボルト穴が通る最小の欠損部だけで金物による接合を行うので、木材本来の強さを最大限に発揮します。大震災レベルを耐え抜く強度を実証実物大の家を用いて阪神大震災時の揺れを再現し、損壊の程度を検証。その結果Tec-Oneを使用した家は、通し柱の接合部分にズレや損傷がなく、高い耐久性が実証されました。木造軸組工法(RECO仕様)木造軸組工法+金物接合工法金物接合工法独自の優れた工法と技術をすべての家に従来仕口に比べ1.7倍の耐力を確認STRUCTURE
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