事例
窓辺の景色もインテリアの一つ ナチュラルなのにきらりと光る家
モデルハウスを見て直感建て替えで始まる第2の人生
畑が広がるのどかな町で、37年暮らした我が家を建て替えられたI様。最近では大型台風の影響で、「瓦が落ちかけていた」と隣人から指摘されるほど老朽化が進んでおり、一時はお引越しもお考えになりましたが、この町の牧歌的な風景に何より強い愛着を感じておられました。
そんな矢先、ご友人と足を運ばれた住宅展示場で弊社のモデルハウスを見学され、「とても自然体なのに、どこかきらりと光るところがある」と、ひと目でお気に召されたそう。早速、間取り図の作成に取り掛かかり、お部屋に景色を飾る感覚で大小の窓を配置し、手芸がお得意なI様のアトリエにもなるフリールームを設けるなど、一つひとつ夢のプランを育んでおられました。
しかし、新たな我が家の完成を目前にご主人が急逝。ショックのあまり何も手につかず、失意の中におられたI様の心を和らげたのも新居での暮らしでした。
理想を叶えた新たな舞台で悲しい出来事を乗り越えて
「美人が何を着ても似合うように、この家には何を置いても映えるんです」とI様。真っ白な壁面にお手製のパッチワークを飾ったり、テラスに観葉植物を並べてカフェ風を演出するなど、優雅でお洒落な生活を楽しんでおられます。
また、2階のロフトをセカンドリビングとして活用し、居心地のいい空間にご主人の仏壇を設置されました。「最近、透明水彩画を習い始めたんです。最初に描いた作品を主人の仏壇から見える位置に貼ってみたんですよ」とI様。少しずつではありますが、持ち前の明るい性格を取り戻し、積極的に何かに取り組む意欲が湧いてきたと話されます。
今では遊びに来られたご友人や宅配業者の人までもが、「こだわりの家ですね」と声を掛けていかれるのがうれしいとか。そんな時にふと、「主人もうらやましがっているだろうなぁ」と、考えることがあるそうです。