IoT住宅事情
2022年8月16日
2020年から大手キャリアが5Gのサービス提供を開始し、一般へ普及。スマートフォンで快適なインターネット接続を楽しんでいる方もおられるのではないでしょうか。
その高速・大容量通信はIoT住宅にも欠かせません。
今回はIoT住宅についてご紹介いたします。
IoT住宅ってどんな家?
「Internet of Thing」略してIoTはその名の通り「モノのインターネット」と訳されます。モノにインターネット回線を繋げることで、自動操作や遠隔操作、クラウドを利用した情報記録を行う技術を指します。
IoT住宅は、住宅設備にインターネットを繋げることで、外出先からの操作や状況確認、生活ルーティンの自動化を行うことができるのがポイントです。その機能は主に「センサ操作」「遠隔確認」「遠隔操作」の3つで、 既存の住宅設備にIoT対応のものを組み合わせることで、より日々の生活が便利で快適になります。
たとえば玄関ドアなら、「センサ機能」で鍵を直接回さなくても近づくだけでロックを解除、「遠隔確認」でドアの施錠や家族の帰宅状況を確認、「遠隔操作」で閉め忘れた鍵をロックするなど。設備によりできることは様々です。
IoTは設備や家電をインターネットに繋げる必要があるため、電気配線やWi-Fiなどインターネットの接続状況の安定が導入の重要なポイントとなります。新築・建替えなら、必要な設備に合わせて早めに相談しておくと安心ですね。
代表的なIoT設備
玄関ドア
カードキーやスマートフォンを鍵として登録し、近づくだけで鍵の解除やロックを行うほか、外出先からの状態確認、操作を行うことができます。カメラと組み合わせることで防犯対策やお子様の安否確認を行うことも可能です。
宅配ボックス
宅配サービス利用の増加により、戸建て住宅に導入されることも多い宅配ボックス。荷物の到着状況を外出先でも確認できるので、より安心で便利ですね。
シャッター
防犯、防災のためのシャッターは意外と重たく、毎日の開け閉めを負担に感じる方も多いのではないでしょか。IoT対応なら、複数のシャッターの自動の開け閉めはもちろん、朝起きる時間や就寝前、外出前といったタイミングでの開閉がとても楽になります。
照明器具
通常のオンオフだけでなく、調光ができる照明器具なら、シチュエーションに合わせた照明を指示できます。
リビングでのリラックスタイムや学習・読書、映画鑑賞では最適な照明は違います。テレビや音楽再生、カーテンなどほかの設備や機器と組み合わせれば、指示ひとつで最適な環境が用意されてとても便利ですね。
また、防犯対策として外出を悟られにくいよう、日が落ちてきたらカーテンを閉めて照明を付けるということも可能です。
お風呂
「冬の寒い日、家に帰ったらすぐに暖かい湯船に浸かりたい」そんな願いをかなえるのがお風呂のIoT設備。帰宅時間に合わせて最適な温度のお風呂が用意されるなんて夢のようですよね。住宅のIoTの中でも人気の高い設備です。
IoTコントローラー
それぞれの設備はスマホのアプリなどで管理することもできますが、総合的に操作が行えるコントローラーがあればさらに便利に活用することができます。
音声指示で両手が塞がっていても少し離れた場所にいても操作ができますし、複数の設備を一つの指示でまとめることも可能に。「おはよう」と声をかけると、カーテンやシャッターが開き「いってきます」で各設備の鍵のロックや開閉を行い電気を消すなんてことも。
IoT設備の操作を組み合わせることで、IoTの満足度は一層高いものになるでしょう。
まとめ
今回はIoT住宅についてご紹介いたしました。
もちろん、必要な時に新しく設備を導入することも可能ですが、新築・建替えをお考えであれば、間取りやプラン検討の段階でIoT設備についても検討することで、その機能を余すことなく活用することが可能です。
導入実績のある当社におまかせください!
弊社ではモデルハウスや展示場の見学会、無料の間取り相談会などを定期的に行っております。
イベント情報はこちらからどうぞ。
-
注文住宅事業本部のスタッフです。
[Reco.]seriesを中心に、住まいの情報をお届けいたします。
- 2024.10.16家づくりの基礎知識太陽光発電の導入で知っておきたい5つのポイント!
- 2024.09.09家づくりについておうちキャンプの楽しみ方と家づくりのポイント
- 2024.08.02インテリアコーディネート内装プランの第一歩!定番のテイストを知る!
- 2024.07.19Reco.seriesHEAT20 G2基準の高断熱・高気密の住まい「RECO」