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【平屋ブーム到来】 プロが教える平屋のメリット&デメリット

こんにちは! 敷島住宅注文課、営業担当Fです!

最近、よく耳にするのが、
「平屋で家を建てたい」というお客様のお声です。

たとえば、
アメリカで一世を風靡した※アイクラーホームが再び注目を集めていたり、
弊社が提案する平屋の家「平楽美屋(ヒラビヤ)」や、
1.5階建ての「hobo平屋(ホボヒラヤ)」にも需要の高まりを感じています。

※アイクラーホーム…1950年頃にアメリカで生まれた建売住宅。
平屋が多く、大きなガラス窓や中庭を設けた開放的なプランが特徴。

そこで今回は、
住まいのプロが教える平屋のメリット・デメリット
さらには弊社イチオシの施工事例をご紹介いたしましょう。

そもそも平屋とは……

1階部分のみの建物のこと。
リビングやキッチン、浴室、洗面室、子ども部屋などがすべてワンフロアに集約され、
上下階の隔たりがなく、常に家族の気配を感じられる住まいです。
近年ではトレンドに敏感な若いご夫婦や、
バリアフリー化をご希望されるシニア世帯からも高い人気を集めています。

平屋のメリット

その1/バリアフリー化できる

階段による上り下りがないので、年齢を重ねてもフラットな空間で楽に移動できます。
足の踏み外しや転落などの心配が少なく、将来に渡って安心して暮らせます。

メリット

その2/家事動線を効率化できる

ワンフロアの利点を生かして水回りを集中させ、家事動線をコンパクトにまとめることが可能です。
洗濯から室内干し、収納までを効率よく行える家事動線を構築すれば、
移動距離の軽減と家事の時短につながります。

その3/家族間のコミュニケーションが取りやすい

すべてのお部屋がワンフロアに集まる平屋は、家族と顔を合わせる機会が自然に増えます。
たとえば、「2階の個室で子どもが何をしているのか分からない」といった心配が少なくて済むのです。

親子

その4/自然との距離が近くなる

窓を開ければ、どのお部屋からでも地面が近い平屋。
屋外へすぐに出やすく、外の景色や自然の緑を身近に感じることができます。
また、地震や火災といった緊急時にも、屋外へ避難しやすく安心です。

その5/構造が安定し、間取りの自由度が高くなる

2階建てや3階建てに比べて上からの重さが少なく、建物の構造が安定し、耐震性を確保できます。
構造が安定すれば、大空間リビングや大きな窓など多種多様なプランを実現しやすくなります。
さらには建物が低いため、強風の影響を受けにくいのもメリットです。

その6/小屋裏を活用しやすい

平屋には2階がないので、屋根の下にできたスペースを小屋裏として活用できます。
たとえば、勾配天井にして開放感を演出したり、ロフトを作って収納や趣味部屋にしたりすることが可能です。

その7/メンテナンス費用を抑えられる

屋根や外壁の定期的な点検・修繕の際にも、平屋であれば大掛かりな足場を組む必要がありません。
また、2階に設けたキッチンや浴室などで水漏れが発生した場合、
2階建てだと1階の天井と2階の床の点検・修繕が必要になることがあります。

平屋のデメリット

デメリット

その1/広い敷地が必要になる

同じ延べ床面積の家を建てようとした場合、2階建てに比べてさらに広い敷地が必要となります。
これが平屋のいちばんのデメリットです。

→これで解決! 敷島住宅の「hobo平屋(ホボヒラヤ)」
平屋でも、2階建てでもない“1.5階建て”の発想で、勾配天井の真下にできたスペースを2階部分として有効活用。
通常の平屋よりもコンパクトな敷地で延べ床面積を確保できます。

その2/建物の坪単価が高くなる

同じ延べ床面積の平屋と2階建てを比べた場合、
平屋では屋根と基礎部分の面積が2階建ての倍になるため、工事費がアップして坪単価が高くなることがあります。

→これで(多少)解決! 住宅設備で費用を抑える
そもそも平屋を建てる際には、大掛かりな足場を組む必要がありません。
そこで工事費を抑えられる他、2階にトイレや洗面台などの住宅設備が不要です。
とはいえやはり坪単価では2階建てより高額になる傾向があります。

その3/日当たりや風通しが悪くなることも

周辺環境や間取り次第で、日差しや風が家の中まで届きにくくなる可能性があります。

→これで解決! 敷島住宅「平楽美屋(ヒラビヤ)」/コの字の家
中庭を挟んだコの字型の間取りによって、どのお部屋にも中庭からの光と風が届きやすくなります。

その4/プライバシーの確保が難しい面もある

1階のみだと道路やご近所からの視線が届きやすく、プライバシーの確保が難しくなる場合があります。

→これで解決! 敷島住宅「平楽美屋(ヒラビヤ)」/コの字の家
外から見えないプライベートな中庭を作ることで、
周囲の視線を気にすることなく窓やカーテンを開け放つことができます。

敷島住宅イチオシの施工事例

■「平楽美屋(ヒラビヤ)」/コの字の家

弊社が提案する現代の平屋の家「平楽美屋」
中でも人気プランの「コの字の家」は、中庭を挟んだコの字型の間取りが特長。
外から見えないプライベートな中庭から光や風を室内に取り込み、
道路やご近所からの視線を気にせず家族団らんを楽しめます。

リビング

高さのある勾配天井を採用し、従来の平屋とはひと味違う開放的な空間に

ウッドデッキ

ウッドデッキを設けた中庭。アウトドアを楽しんだり、お子様の安全な遊び場にも

■「hobo平屋(ホボヒラヤ)」

平屋でも、2階建てでもない“1.5階建て”の発想で誕生したシリーズ。
高さのある勾配天井の真下にできたスペースを2階部分として有効活用。
LDKと主寝室を1階に、その他の洋間を2階に配置することで、
通常の平屋よりもコンパクトな敷地でちょうどいい平屋暮らしを叶えます。

外観

平屋ほどの敷地がなくても、十分な居住スペースを確保できます

リビング

LDKの真上に2階部分がこないので、高さのある勾配天井でゆったり広々空間に

二階

2階の洋間は屋根の形を生かした三角天井。秘密基地感覚で子ども部屋にぴったり

まとめ

今や平屋は“昭和の遺物”などではありません。

それどころか、
■どこにいても家族の気配を感じられる
■上下移動がないので年を重ねても暮らしやすい
■構造が安定していて地震や台風に強い
■間取りの自由度が高く、家事動線を効率化できる……
などたくさんのメリットがあり、若い世代を中心に再び見直されているのです。

安心して長く暮らせる家づくりの選択肢として、
ぜひ敷島住宅の平屋の家をご検討くださいませ。

>>「hobo平屋(ホボヒラヤ)」なモデルハウス詳細はこちら
https://shikishima-home.com/info/modelhouse_iwakura_hanazono/

※本記事は、2025年6月17日時点の情報になります。

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