外観・外構

シンボルツリーとは?人気の8種をご紹介します

家の間取りが決まって、外観のデザインも決まったら、次はお家の周りです。
セミクローズド外構が主流の最近は、シンボルツリーを効果的に使ったお家も増えてきました。

今回は、シンボルツリーとは、そしてシンボルツリーを8種ご紹介いたします。

シンボルツリーとは

シンボル(象徴)の名の通り、住宅や建物を象徴する背の高い樹木です。
新築や改築、家族の誕生などのを祝い、その記念として植えられる場合もあります。

和洋の雰囲気やその木の持つ意味も重要ですが、植える場所の日当たりや風通し、管理のしやすさなどもポイントです。

シンボルツリー8種

シマトネリコ

半常緑樹のシマトネリコ。
株立ちと呼ばれる根元から枝分かれした樹形で、柔らかな雰囲気に仕上げるのが人気です。
また、小ぶりで光沢のある葉が上品で、和洋共に合わせやすいのも魅力で、シンボルツリーというとまず名前が上がるほどです。

とても丈夫で成長速度が速いので、まめな剪定が美しい樹形を保つ秘訣です。

ソヨゴ

シマトネリコと共にシンボルツリーとして人気の高い木にソヨゴがあります。
株立ちにも仕立てやすく、成長が緩やかで管理しやすいのが特徴です。
雌木であれば、秋に赤い実を楽しむこともできます。

モミジ

和のエクステリアと相性がよく、紅葉を楽しめることでも人気なモミジ。
存在感があり、1本あるだけでエクステリアの主役になることができます。

美しい紅葉を楽しむためには、日当たりがよく、昼夜の温度差が大きい場所が必要です。
建物からは少し離すことがポイントとなります。

オリーブ

オリーブと言えば、オリーブオイルやオリーブの塩漬けを思い浮かべる方もおられるのではないでしょうか。
食べても美味しいオリーブですが、表情豊かなシルエットから人気のシンボルツリーで、洋風の家によく似合います。
害虫が少なく、落葉がないので手入れが簡単で育てやすいのも人気の理由です。

剪定した枝や葉は、ハーブなどと一緒にスワッグ(ハーブを束ねた飾り)やリースにしても素敵ですね。
もし、オリーブの実を収穫したりオリーブの葉でお茶を作る場合は農薬の使用に注意が必要です。

ユーカリ

清涼感のある香りで、ハーブとしても人気のユーカリ。
実は500種以上も種類があり、シンボルツリーとしては、人気はハート形の葉をもつ「ユーカリ・ポポラス」や、丸くて小さい葉がかわいらしい「ユーカリ・グニ―」などが人気です。
香りが良いもの、シャープな形の葉をもつものなども豊富にあり、好みに合わせて選べるのも魅力です。

寒さには弱いのですが、とてもよく育つので剪定が必要となります。
ドライフラワーやリースとしても人気なので、剪定した枝でインテリアも楽しめますね。

月桂樹

クスノキ科の常緑樹で、古代ギリシャから勝利の象徴ともされて愛されている木です。
料理好きの方なら、香辛料のローリエ(ローレル)としてもなじみのあるのではないでしょうか。
地植えでも鉢植えでも育てやすく、シンボルツリーとして人気があります。
エクステリアのデザインを問わず馴染みやすいのも特徴です。

自家製香辛料として使えるほか、スワッグやリースにしたり、防虫剤としても使えて便利です。

ヤマボウシ

ミヅキ科の落葉高木で、ハナミヅキに似た白く可憐な花も人気のシンボルツリーです。
自然な樹形を楽しむ木なので、ナチュラル系のエクステリアによく似合います。

四季を通じて楽しむことができるヤマボウシは、実も食用として楽しむことが可能です。
生でも食べられますが、ジャムや果実酒としても美味しく召し上がれますよ。

ハナミズキ

和洋どちらのエクステリアにも似合い、花が楽しめる樹木として人気のハナミズキ。
街路樹としても使われるほど丈夫で枯れにくい、育てやすい木です。
花は赤、桃、白とあり、秋には紅葉して赤い実をつけるため、四季を通して目を楽しませてくれるのも魅力です。

まとめ

今回は、シンボルツリーとは、そして人気のシンボルツリーを8種ご紹介いたしました。

四季を通じて緑の葉を楽しみたい、使ったり食べたりできる木がいい、花を楽しみたいといった希望にあったシンボルツリーは見つかりましたでしょうか。
ガーデニングが好きな方は植えたい植物との相性や、手入れは極力しなくてよい方がいいという方もおられるでしょう。
鉢植えで気軽に取り入れられるものもありますので、玄関に緑をプラスしてみてはいかがでしょうか。

弊社では定期的に無料の間取りプラン相談会を行っております。
ぜひお気軽にご相談ください。
イベント情報はこちらからどうぞ。

執筆者/敷島住宅 注文住宅事業本部 スタッフ
執筆者/敷島住宅 注文住宅事業本部 スタッフ
注文住宅事業本部のスタッフです。
[Reco.]seriesを中心に、住まいの情報をお届けいたします。
※本記事は、2020年1月10日時点の情報になります。

関連記事

素材感が人気のコンクリート調外壁材「シマンフラット」
最近、まるで石材や木材のようでありながら機能性も兼ね備えた、素材感のあるインテリ・・・続きを読む
設備で解決!外からの視線が気にならない新築・建替えのアイデア
人通りや車通りの多い道路に面した土地に新しいお家を建てたり建替えたりする場合、通・・・続きを読む
住宅にとってのエクステリア(外構)の役割とは
エクステリア(外構)というのは、住宅の持ち主だけでなくさまざまな人が目にする部分・・・続きを読む
~家は外壁の色でイメージが変わる~ サイディング別・外観イメージ6選
街を歩いていると、なぜか気になるお家に出会うことってありませんか。たくさん家・・・続きを読む
外構ってなに?家の周りをデザインしよう
「どんな間取にしようか」「こんなインテリアにしたいな」新築・建て替えをお考え・・・続きを読む
外観の印象を決めるポイント!屋根の形と屋根材をご紹介します
新築や建替えをお考えの方で、様々な設備やインテリアのことをお考えでも「屋根の形は・・・続きを読む