HEAT20 G2基準の高断熱・高気密の住まい「RECO」
2024年7月19日
こんにちは。注文住宅設計担当のFです。
今回は、当社の次世代エコ住宅「RECO」について改めてご紹介します。
建て替え・注文住宅に特化した設備仕様の「RECO」には、快適な暮らしとエコ性能を追求し、
将来のライフスタイルの変化にも配慮した、さまざまな特徴があります。
今回はその中でも、エコ性能を追求するうえで重要な、【断熱】性能に注目。
断熱性を高めるためにも、はずす事ができない気密性も併せてご紹介していきます!
・「高断熱性、高気密性とエコ住宅との関係は?」
・「HEAT20(ヒート20)のG2グレードって何?」
・「UA値やC値って何を表しているの?」
・「気密性が高いとなんだか空気がこもりそう…」
・「敷島住宅の『ReVE』や『ReVE NEXT』との違いは?」
そんな疑問をお持ちの皆さまは特に必見ですよ!
目次
未来の幸せをつくる機能美の住まい「RECO」
まず、「RECO」の全体的な特徴を簡単にご説明すると…、
“快適な暮らし”と“環境へのやさしさ”を追求した、新たな価値を持つ住まい。
「RECO」には、大きく4つの特徴があります。
●【構造】 耐震性能に優れ、大きな空間や開口によるデザインや間取りの自由度が高い工法
●【断熱】 少ないエネルギーで1年を通し家中を快適な温度に保つ、高気密・高断熱住宅
●【設備】 日々の暮らしを便利に、快適にする充実の住宅設備
●【保証】 次世代まで安心初期保証20年、最長60年保証
そして、その高品質の住まいは数々の賞にも輝いています!
●ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー 受賞 6回
●グッドデザイン賞 受賞 6回
●キッズデザイン賞 受賞 3回
>>詳しくは「RECO」の公式サイトをご覧ください
https://shikishima-home.com/
全棟「住宅性能評価書」付き・5分野8項目で最高等級
「RECO」の品質は「住宅性能評価書」によっても証明されています。
「住宅性能評価書」とは、国の指定を受けた第三者評価機関が住宅の性能を公平な立場で評価し、
結果を記載した書面のこと。
設計時の図面から評価結果をまとめた「設計住宅性能評価書」と、工事段階の4回の現場検査結果から
まとめた「建設住宅性能評価書」の2種類があります。
「RECO」の住まいは、全棟5分野9項目についての評価を取得します。
「住宅性能評価書」があれば、希望通りの品質かどうかが明確になり、資産価値の維持や売却にも有利なんです。
こちらは「RECO」の「住宅性能評価書」に記載される、レーダーチャートの内容です(※2023年1月末現在)。
長期優良住宅に比べて、非常に高い基準を満たしていることがお分かりいただけると思います!
省エネ性能の要、高断熱性・高気密性
住宅の省エネ化には、断熱性能の強化が不可欠。
断熱は建築後に対応するのは難しく、建築の際にしっかり対策しておく必要があります。
主に、壁や屋根、窓、床などの断熱材の工夫や、断熱性・気密性の高いドアや窓の使用などにより、
断熱性能の向上を図ります。
これにより、冷暖房機器の使用を抑えても快適に過ごせるように。
CO2排出量が削減でき地球環境への負荷を減らせるほか、光熱費を抑えられるため家計にも大いにメリットが
あります。
「RECO」は驚異の高断熱性能で年中快適&省エネ
「RECO」は室内温度のバリアフリーにより、健康で快適な暮らしを実現する高断熱住宅。
UA値0.46以下の断熱性能で、真冬の暖房がない部屋でも室内温度が概ね13度を下回りません!
●高断熱・高気密によるメリットがこんなに!
【快適性】
季節を問わず、高断熱、高気密により室内温度の変化が少なく過ごしやすい。
【経済的】
冷暖房に費やすエネルギーが少なくて済むため、光熱費の節約につながる。
【健康的】
ヒートショック、高血圧や循環器疾患、熱中症のリスクを下げ、室内で活発に動ける。
【耐久性】
温度差による木材や建材の結露やカビを抑え、住宅を長持ちさせる。
●室内温度のバリアフリーは健康対策として重要です!
ヒートショックを引き起こす直接の原因の一つが、冬場の室内の温度差。
高血圧の方や循環器疾患を持つ方が、暖かい部屋から寒い部屋に移動する際に、
血圧の急激な変動や血流不全を引き起こし、心筋梗塞につながるリスクがあります。
室内温度のバリアフリーは、将来にわたる健康維持に重要な対策なのです。
また、夏場も外気の熱が屋内に伝わりにくく、熱中症のリスクが下げられます。
それでは、断熱性能の評価基準について、くわしく見ていきましょう。
●HEAT20のG2基準をクリア
「HEAT20(ヒート20)」とは、住宅の断熱に関する新しい設計基準のこと。
一般社団法人 「20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」により設定されました。
その背景には、欧米の住宅に対して性能が低かった日本の住宅の断熱性能を高めるねらいがあります。
「RECO」の住まいは、「HEAT20」のG2基準をクリア。
国が定めた従来の省エネ基準やZEH基準を大きく上回る断熱性能を備えています。
だから、冬は暖房の熱が逃げにくく、夏は外気の熱が室内に伝わりにくい!
「HEAT20」のG2基準は、光熱費を大幅に削減しながら、一年を通して快適で健康に過ごせる
断熱性能に優れた住宅の証なのです。
●UA値 0.46以下=概ね室内温度が13度を下回らない
※当社指定仕様・プランにおける数値。他仕様、他プランでは同数値と異なる場合がございます。
UA値(外皮平均熱貫流率)とは住宅全体の断熱性能を表す指標のこと。
外皮とは壁や窓、屋根、床など外部に接しているところを指し、
UA値はこの外皮をつたわって住宅内部から外へと逃げ出す熱量を外皮全体で平均した値を表しています。
つまり、数値が小さいほど断熱性能が高いということ。
「HEAT20」では、各地域におけるUA値が設定されており、
「RECO」は当社の施工エリアである滋賀、大阪、京都、地域の基準「0.46」をクリア。
これは、ZEHを上回る断熱性能等級6に相当します。
●気密性能C値は0.7~0.5、全棟気密測定を実施
「断熱性」のカギとなるのが「気密性」。
C値とは、床面積1㎡あたりの隙間面積を表す指数で、「家に空気が出入りする隙間がどれぐらいあるか」
を示しています。つまり、C値が低いほど気密性が高いということ。
優れた部材を使用していても、施工次第で気密性能は変わってきます。
つまり、C値は施工技術により大きく左右されるということ。
そのため、C値測定を行っている会社は少ないのですが、
「RECO」ではC値測定を全棟実施。
私たちの自信と責任の表れです!
>>公式インスタグラムで全棟気密測定の様子をご紹介しています。
また、こちらは当社の施主様のお住まいの「高気密住宅認定書」です。
C値は0.70c㎡/㎡であることがしっかりと記載されています。
●気密性を高めることで、換気もより効率的に
「気密性が高いと汚れた空気がこもりやすそう」
「湿気が溜まって、カビの原因になりそう」
そんな心配をされていませんか?
「RECO」では、給気と排気の両方を機械制御する「全熱交換型第1種換気システム」を標準装備しています。
実はこの換気システムをしっかり稼動させるためには、気密性が欠かせないんです!
なぜなら、隙間からの給気が増えてしまうと、効率的な換気のための空気の通り道が確保できないため。
つまり、気密性を高めることは快適な空気環境を長期間にわたって維持できる条件でもあるのです。
ReVE NEXTや ReVEとの違いは?
当社には他にも住宅設備仕様として、や「ReVE NEXT(レーヴネクスト)」や「ReVE(レーヴ)」があります。
基本的な違いは、
・「RECO」は完全オーダーメイドの注文住宅
・「ReVE NEXT」「ReVE」はセミオーダーの建売住宅
であること。
「ReVE NEXT」は脱炭素社会に向けた、当社分譲住宅のZEH対応仕様。
断熱玄関ドアや高気密サッシ、おうちを硬質ウレタンフォームですっぽり包む断熱工法などにより、
優れた断熱性能とともに長期保証が付いた設備仕様です。
「ReVE」は、「ReVE NEXT」と同じ高耐震性はそのままに、
コストパフォーマンスの高い分譲住宅のセカンドライン仕様です。
玄関ドアやサッシ、断熱工法などの仕様が異なりますが、外観デザインやインテリア、他の住宅設備は
「ReVE NEXT」と同じです。
● 「ReVE NEXT」「ReVE」と「RECO」との比較
【構造】
共通点は…
・3ブランドとも、設計の自由度とデザイン性の高い木造軸組工法
・通し柱と横架材の接合部に金物接合工法「Tec-One」を採用し、高い耐震性を実現
・「構造の安定に関すること」93項目
・耐震等級3(最高等級)取得
・耐震等級2(最高等級)取得
「RECO」仕様は…
・外周に使う柱はすべて4寸仕様
・外壁サイディング「光セラ」標準
・オール電化標準
【設計・デザイン・設備仕様】
・「ReVE NEXT」「ReVE」は、ライフスタイルやご予算に合わせて多彩なプランからお選びいただけます。
・「RECO」ではお客様のご要望に合わせ、一から自由にご検討いただけます。
「ReVE」「ReVE NEXT」の仕様などをご活用いただくことも可能です。
【保証】
・「ReVE」では、30年無償点検(延長保証加入物件)、住宅設備10年保証(オプション)
・「ReVE NEXT」と「RECO」では、20年間は有償メンテ工事不要、住宅設備10年保証(オプション)、
60年無償点検(延長保証加入物件)
まとめ
いかがでしたか?
当社の次世代エコ住宅「RECO」をご紹介しました。
今回は特に省エネ性能の要となる、断熱性・気密性についてご説明しました。
将来に向けて長く健康で安心・快適に暮らしていただきたい――。
そんな思いが詰まった「RECO」は、資産価値に重点をおいた、美しく心地よいエコ住宅です。
HEAT20のG2グレードやUa値にC値など。
ちょっと専門的で分かりにくい面もありますが、省エネ性能を客観的に証明する重要な指標です。
住まいを建てられる際には、ぜひ注目してみてください!
ご検討の場合は、ぜひ私たちプロにご相談ください。
また、弊社ではモデルハウスや展示場の見学会、無料の間取り相談会などを定期的に行っております。
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注文住宅事業本部のスタッフです。
[Reco.]seriesを中心に、住まいの情報をお届けいたします。
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