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次世代住宅ポイントとは?家を建てるなら知っておきたいお得な制度

「次世代住宅ポイント」という制度をご存知でしょうか。
新築、建替えをお考えの方なら、ぜひ知っておきたいお得な制度です。

今回は「次世代住宅ポイント」とはどんな制度か、どんな商品と交換できるのか、申請の方法はどうすればいいのかをご紹介いたします。

※2019年10月21日時点の情報を元に掲載しています。

次世代住宅ポイントとは?

一定の性能をもつ住宅を新しく取得する者に対し、様々な商品などと交換できるポイントを発行する制度です。
消費税増税の影響による消費の冷え込み対策として始まりました。

次世代住宅ポイントをもらうためには、2020年3月末までの契約締結が条件となっています。
建築会社を検討中の方は、急いで家族相談を進めましょう。

対象となる住宅の性能

一定の性能を有する住宅

  • 断熱など性能等級4または一次エネルギー消費量等級4以上
  • 劣化対策等級3かつ維持管理対策等級2以上
  • 耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)2以上または免震建築物
  • 高齢者等配慮対策等級3以上

のいずれかに該当する住宅に対し30万ポイントが付与されます。

高い性能を有する住宅

  • 認定長期優良住宅
  • 認定低炭素住宅
  • 性能向上計画認定住宅
  • ZEH

一定の性能を有する住宅に加え、さらに性能の高い上記の認定を取得すると、5万ポイントが追加で付与されます。

耐震性を有しない住宅の建替

旧耐震性基準などで建てられた現在の耐震基準に満たない住宅を除去し、新たに住宅を建替えた場合に15万ポイントが付与されます。
新たに家を建てた敷地は、除去した住宅と別の敷地でも大丈夫です。
ただし、除去工事の発注者と新築住宅の所有者(ポイントの申請者)が同一人物であることが条件となります。

家事負担軽減に資する設備を設置した住宅

  • ビルトイン食洗器
  • 掃除しやすいレンジフード
  • ビルトイン自動調理対応コンロ
  • 浴室乾燥機
  • 掃除しやすいトイレ
  • 宅配ボックス

の設置工事に対し、設備の種類に応じたポイントが9000~18000ポイントが加算されます。
ただし、次世代住宅ポイント制度の事務局に登録された型番の商品を使用した工事のみが対象となります。
また、二世帯住宅などで同じ種類の設備を複数設置しても、申請できるのは1設備分のみとなります。

どんな商品と交換できるの?

家電、インテリア、雑貨・日用品、地域商品、食料品、スポーツ・健康増進用品、福祉・介護用品、防災・避難用品、ベビーキッズ用品と、幅広い商品が登録されています。
商品券や工事費用には使えませんが、新築であれば家電やインテリアの買い替えをお考えの方も多いのではないでしょうか。
買い替え用品の補填に充てられるので、とてもお得な制度と言えますね。
2019年10月現在、ロボット掃除機や大型テレビといった家電が交換商品として人気です。

次世代住宅ポイント交換商品検索(外部サイト)

申請方法は?

ポイントの申請は、原則的には対象住宅の所有者が次世代住宅ポイント事務局へ申請を行いますが、請負事業者が代理で行うことも可能です。
原則的に次世代住宅ポイントの申請は工事完了後に行いますが、注文住宅の新築については、工事完了前であっても必要書類が揃えば申請を行うことができます。
この場合、工事完了後に完了報告書類の提出が必要となります。

まず、対象住宅の所有者もしくは請負業者が代理で次世代住宅ポイント事務局へポイント発行の申請を行うと、事務局がポイントを発行します。
発行されたポイントを使う際は、商品交換申請を次世代住宅ポイント事務局へ行うと、事務局が交換商品の提供を事業者へ依頼、お手元へ商品が送られてきます。

次世代住宅ポイント申請方法(外部サイト)

まとめ

今回は「次世代住宅ポイント」についてご紹介いたしました。
新築、建替えをご検討中の方には、性能の良い住宅を建てるほどお得になるこの次世代住宅ポイントはぜひ知っていただきたい制度です。
2020年3月末までの契約締結が条件となりますので、お早めにご相談ください。

次世代住宅ポイント以外の、消費税引き上げへの支援策については、こちらの記事にまとめております。
消費税率10%でも住宅取得にメリットがある4つの支援策とは?

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※本記事は、2019年10月21日時点の情報になります。

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