2階建て住宅にトイレは1個?2個?
2020年12月21日
新築・建て替えをお考えなら一度は悩むトイレの数。
最近の建売住宅はトイレが2個ある場合が多いようですが「2個も必要?」というご意見も。
今回は、トイレは1個でいいか、2個あった方が良いか、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
トイレ1個のメリット・デメリット
メリット
トイレは毎日家族全員が使うので掃除が大変。
1個なら日々の掃除も比較的負担も少ないため、清潔を保ちやすいのがメリットです。
2個作るとなるとその分配管や床面積が必要になります。
建築費用を抑えたいのであれば、1個も検討したいところです。
また、最近は機能性の高いトイレもありますので、数を抑えてグレードアップするというのもいいですね。
デメリット
トイレを使用するタイミングが重なると、順番待ちが必要になる場合も。
家族の人数が多く生活リズムが似ていると、使うタイミングも重なりやすくなります。
また、間取りによっては来客時の使用に気を使うというのもデメリットです。
間取りによっては、居室からトイレまでが遠くなってしまうことも。
使いやすい場所に設置するためにも、間取りの検討は慎重に行いたいものです。
トイレ2個のメリット・デメリット
メリット
トイレを2個作って良かったという声で最も多いのは「トイレに行きたいタイミングが被ってももう1か所あれば安心」というもの。
出勤や通学の時間が同じ家族がいると、同じタイミングでトイレの取り合いになってしまいますが、2個あればもめごとも起きませんね。
また、来客があった際もお客様と鉢合わせを気にせずに2階のトイレを使えるのが良いという声もあります。
使い分けという面では、子供がロタウイルスなど感染症にかかった際など、トイレを分けることができると、家庭内感染を防ぐことができます。
寝室に近い場所にもトイレがあれば、夜中にトイレに行きたくなった場合も安心です。
また、ご年配の家族がいるご家庭や、体調が悪い場合もトイレが近いと助かるという意見も。
デメリット
2個トイレを作るとなると、費用や場所の確保が必要です。
費用を抑えたい場合や、少しでも居室を広くしたい場合には本当に2個必要かを検討した方が良いでしょう。
トイレが2個あると、掃除の負担も2倍です。
常に清潔にしておきたい場所なので、家族の協力が必要ですね。
少し費用がかかっても掃除のしやすいトイレや内装を選ぶことで、掃除の負担を減らすことができます。
まとめ
今回はトイレは1個でいいか、2個あった方が良いか、それぞれのメリット・デメリットをご紹介しました。
ご家族が多い場合や、トイレに長くこもる家族がいる場合は2個あった方がお互いのストレスが減ります。
生活リズムが違うので使いたいタイミングが重なりにくいご家族や、お二人でお住まいのご家族の場合は掃除や維持のコストがかかるため、1個の方が負担が少ないでしょう。
毎日必ず使う設備なので、間取りをお考えの場合は、ご家族構成やライフスタイルを考慮して、後悔のないよう決めたいですね。
どちらが良いか迷った場合は、ぜひプロにご相談ください。
弊社では定期的に無料の間取りプラン相談会を行っております。
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