新築・建て替えなら考えておきたい災害対策・設備編
2022年3月15日
地震や台風など自然災害の多い日本。RECO住宅は耐震等級3、耐風等級2と高い安全性が保障されていますが、
家具や家電設備でも災害対策を講じておきたいですよね。
今回は災害対策・設備編ということで、いざという時のために備えておきたい設備をご紹介いたします。
転倒なしで安心、造り付け収納
地震の際、倒れてきた家具によって怪我をしたり、家具が扉を塞いでしまうなど、災害の際を考えると背の高い家具の設置は気を使いますよね。
なるべく背の高い家具を置かないようにすべきですが、どうしても高い家具を置く場合は転倒防止ストッパーを設置するといった工夫が必要です。
造り付けの収納なら棚そのものが壁に固定されているので、背が高くても転倒の心配がありません。転倒防止ストッパーはどうしても見た目が気になりますが、造りつけの収納なら見た目もスッキリ。
耐震ラッチ付き扉の収納にするとさらに安心です。振動を感知して扉がロックされるので、中の物が飛び出すのを防ぐことができます。
地震発生後に割れたガラスや陶器などで怪我をしないためにも、割れ物を収納するキッチンの食器棚は耐震ラッチ付きがおすすめです。
パントリーでローリングストック
地震に限らず、台風などの自然災害による自宅での長期間の待機では、水や食料品の備蓄が大切です。
災害対策としての食料備蓄は、ライフライン復旧までの最低3日分、できれば1週間の主食と主菜、水の確保が目安となります。
そんな災害対策の備蓄で注目を集めているのが、ローリングストックという考え方。普段から水や食材を一定量確保しておき、古いものから消費して、減ったら新しいものを買い足すのがローリングストックです。
普段使いの飲み水やお茶、お気に入りのレトルト食品をローリングストックにすることで、維持のための費用や負担が少なくなり、無理せず一定量を確保しやすくなります。
そんな買い置きを賢く使いたいご家族におすすめなのが、キッチンパントリーです。ローリングストックのことも考えた広さや、出し入れのしやすさにこだわりましょう。
太陽光発電と蓄電でお得と安心を両立
エコロジーエネルギーで、普段の電気代の節約ができ、余った電気は売ることもできるなど、メリットの多い太陽光発電。個人住宅の屋根に設置されているのを見かけることも増えましたよね。
太陽光発電なら、自然災害による停電時にも電気が使えて安心。曇りの日でもある程度の発電は可能なので、通信や照明、冷蔵庫などの家電設備の維持に使えます。
さらに蓄電池で電気を蓄えることで、夜間にも電気が使用できるようになり長期的な自宅避難も可能になります。蓄電池は貯められる電気や使える出力量に様々なバリエーションがあるので、家族構成や電気を使う時間帯などライフスタイルにあった製品を選ぶことが大切です。
太陽光発電はオール電化やZEH住宅との相性も良いので、災害対策としても検討したいですね。
エコキュートは災害時の非常用水にも
大気中の熱と夜間電力を有効利用していつでも快適にお湯が使える給湯器、エコキュート。
もしもの断水や停電の時、エコキュートのタンク内の水は非常用水としても使えます。
370リットルの給湯ユニットなら20リットルのポリタンク約18個分。飲料用には適しませんが、普段から使う設備にいざという時これだけの水が確保されているのは安心ですよね。
まとめ
今回は、災害対策・設備編ということで、いざという時のために備えておきたい設備をご紹介いたしました。
自然災害は土地によっても特徴があります。台風の影響を受けやすい地域、水害に備えた方がよい地域など、その土地に合わせた対策はぜひプロにご相談ください。
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