2020年を象徴する色「ヒューマンレッド」をインテリアにも
2020年2月13日
日本流行色協会をご存知でしょうか。
毎年「今年の色、去年の色」を発信しており、昨年12月にも2020年を象徴する色「ヒューマンレッド」が発表されました。
今回は、この2020年を象徴する色「ヒューマンレッド」について、赤をインテリアに取り入れる方法についてをご紹介いたします。
2020年を象徴する色って?
一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)が「今年の色、来年の色」として12月に発表しているものです。
この「象徴する色」はトレンドカラーとは違い、2020年のムードを象徴する様々なキーワードから選ばれた「テーマカラー」と言えるものです。
2020年は「ヒューマンレッド」が選ばれました。
ヒューマンレッドってどんな色?
人間の豊かな感情を表す「人間らしい」赤。
躍動感、高揚感のある鮮やかな赤で、ビビッドレッドと呼ばれる赤です。
デジタル化が進む中で、人間らしさに注目し、未来を作る行動力を象徴しています。
また、2020年は東京オリンピック開催の年。
国旗の赤、スポーツ選手のパワーや応援する側の熱気といったエネルギーを感じさせます。
インテリアに赤を取り入れるには?
赤は注意を喚起し、周囲を引き立てる効果があります。
目にすることで活力を与え元気が出る色、温かさを感じさせる色でもあります。
食欲増進の効果もあり、キッチンやダイニングに取り入れるのに向いています。
逆に、使いすぎると気分が高揚しすぎてイライラしたり、落ち着かなくなるといった面も。
この点に注意しつつも、効果的に取り入れたいですね。
今年のテーマ色「ヒューマンレッド」はかなりハッキリした強い色なので、インテリアに取り入れる場合は、お部屋のポイントになる箇所に絞って使うことをおすすめします。
アイキャッチ画像のように壁に鮮やかな赤の壁紙を取り入れるのは、インテリアに自信のある上級者向けですが、椅子やソファー、ファブリック小物ならハードルはぐっと下がります。
コツは、ポイントになる赤以外のインテリアの色数や色味を押さえること。
ホワイト系やグレイッシュカラーなど、フローリングや建具の色を抑えたインテリアスタイルには、この鮮やかな赤が印象的に映えます。
見せたい場所への視線誘導としてもおすすめいたします。
フローリングや建具にダークブラウンやウォールナットといった暗めの色を選ぶのであれば、赤の色味を少し抑えると馴染みやすくなりますよ。
こちらは滋賀膳所住宅展示場のリビングの赤いアクセント壁。
広いリビングの中でもひときわ目を引く存在です。
凹凸のある素材に少し色味を抑えた赤を選び、全体の雰囲気に馴染みつつもオシャレという上級テクニックです。
まとめ
今回は、2020年を象徴する色「ヒューマンレッド」をピックアップし、印象的な赤をインテリアに取り入れる方法についてご紹介いたしました。
ぜひ、お洒落なインテリアを考える参考になさってください。
パントンが発表した2020年のトレンドカラー「クラシック・ブルー」をインテリアに取り入れるご提案をした、こちらの記事も合わせてどうぞ。
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