インテリアコーディネート

緑のある生活をもっと気軽に! レンタル観葉植物のススメ!!

こんにちは。敷島住宅注文住宅課の営業担当Fです。

緑のある生活に憧れはあるものの、
「枯らしちゃったらどうしよう」
「毎日のお手入れに自信がない」
「飽きてしまったらどうしよう」……などと心配は尽きないものです。

そこでオススメしたいのが、「レンタル観葉植物」です。
近年ではインテリアにおけるトレンドのひとつであり、
弊社の住宅展示場でも試験的に導入を開始しました。

今回のブログでは、
・レンタル観葉植物とは
・植物がもたらすステキな効果
・健康と幸せを招く「バイオフィリア」
・マネしたくなる導入例
についてご紹介いたします。

レンタル観葉植物とは

好きな観葉植物を一定期間レンタルできるサービスです。
サイズの小さなものだと1鉢あたり月額1,000~2,000円程度でレンタルでき、
万が一枯れたり、飽きてしまったりした場合にも交換が可能です。
また、業者によっては水やりや病害虫の駆除といったメンテナンスも丸ごとおまかせできるプランを用意しています。
設置場所に応じてどんな大きさで、どんな植物がいいのかを気軽に相談できますので、まずは無料でお見積もりを取ってみるのがオススメです。

植物がもたらすステキな効果

■癒やし効果

愛媛大学の研究で、
「植物が目に入る環境では脳内のα波が増幅され、結果的に血圧が低下し、脳内の緊張がほぐれ、心拍数が減少する」という成果が報告されています。

それを裏付けるものとして、千葉大学は
・都市部に比べて森の中では脈拍数が5.8%低下、最高血圧が1.4%低下する
・植物が苦手な人も、生理上は良い方向に反応する
・植物を見るとリラックスを示す副交感神経の働きが29%アップ、ストレスを示す交感神経の働きが25%ダウンする
という研究成果を報告しています。

植物の好き・嫌いに関わらず、人は植物を目にすると本能的にリラックスできるのです。

■苦痛を和らげる効果

植物が目に入る環境での実験で、
・学校では保健室への訪問回数が減少した
・病院では薬の要求回数が減少し、施設への評価が向上した
という成果が報告されています。

また、「植物によって疲労感が少なくなった」とか、
「むしろ植物がないと疲労感を感じるようになった」という人も多く、植物には人の苦痛を和らげる効果があると考えられます。

健康と幸せを招く「バイオフィリア」

“バイオフィリア”とは、アメリカの生物学者エドワード・O・ウィルソンが1984年に提唱した概念で、
「人は自然とのつながりを求める本能的欲求がある」としています。
それはすなわち、「人は自然と触れ合うことで、健康や幸せを得られる」ということです。

ちなみにバイオフィリアとは、「バイオ=生命・生きもの・自然」と「フィリア=愛好・趣味」を掛け合わせた造語。
一方で建物や空間、都市デザインに自然の要素を取り入れたものを“バイオフィリック・デザイン”と呼び、
コミュニケーションの活性化や生産性・創造性の向上、幸福感のアップといった効果を期待できます。

近年、オフィスなどでは積極的にバイオフィリック・デザインを採用する傾向にありますが、
たとえばご自宅のリビングに観葉植物を置くことで家族の会話が弾んだり、
書斎に花を飾ることで在宅ワークがはかどったりする効果を期待できるかもしれません。
本当に緑のパワーはスゴいですね!

マネしたくなる導入例

■玄関にウェルカムグリーンを

お家の第一印象を決める玄関には、ウェルカムグリーンがオススメ。
場所を取らない寄せ植えタイプなら、カウンターやシューズクロークなどの小スペースに設置が可能です。

■家族が集うダイニングに

ダイニングに観葉植物を設置。食卓を囲みながら家族の会話も弾みます。

■自然と視線が集まるTVのそばに

TVの近くに観葉植物を設置すると、自然に緑が目に入りやすくなります。
疲れ目のリラックスにもぴったりです。

■場所を取らない壁掛けタイプ

「部屋に置くスペースがない」「掃除の邪魔になるのがイヤ」という方には、壁掛けタイプがオススメです。

まとめ

緑のある生活は私たちに想像以上の健康と幸福感をもたらしてくれます。
しかし、植物も生き物ですから、定期的なメンテナンスが絶対に必要ですし、枯らしてしまった場合の後処理も大変です。

そんな時こそ活用していただきたいのがレンタル観葉植物です。
「インテリアに合わないな」「ちょっと飽きちゃったな」と思ったら交換も可能。
気軽にさまざまな植物との生活を楽しんでみてください。

お家に関するご相談は、ぜひお近くの敷島住宅の営業所までお問い合わせくださいませ。

※本記事は、2025年9月16日時点の情報になります。

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