在宅ワークを考えているなら、新築・建替えで押さえておきたいポイント3つ
2020年6月1日
働き方改革や新型コロナウイルスの自粛によるテレワークの実施で、お家で仕事をするための環境について考えた方も多いのではないでしょうか。
今後はリモートワークやテレワークといった、ご自宅でお仕事をする方が今まで以上に増えると言われています。
今回は、新築・建替えをお考えの方で在宅ワークをしている方、これから在宅ワークをしたいとお考えの方のために抑えておきたいポイントを3つご紹介いたします。
在宅ワークのための3つのポイント
間取り
個室
在宅でのお仕事をメインとする方や、集中した環境を整えたい方に向くのが個室のワークスペース。
ある程度の広さが確保できれば理想的ですが、2畳ほどのコンパクトなスペースでも工夫次第で個室のワークスペースとして使えます。
半個室
ある程度は仕事に集中できる環境が必要だけれども、お子様の様子をみたり声をかけられたら対応できる程度の距離にいる必要がある方におすすめなのが、半個室。
リビングの一角など、家族と程よい距離が保てる場所に確保するのが一般的です。
普段は解放しておき、必要な時には引き戸を閉められる間取りなら、オンライン会議などのどうしても邪魔をされたくないお仕事がある方には便利です。
扉を付けるのが難しい場合は、スクリーンやパーテーションがあるだけでも一時的に空間を区切ることができます。
共有スペースではなく、寝室の一角やロフトを利用すれば、半個室でも個室と変わらない環境が確保できるでしょう。
オープンスペース
ご家族が外出している時間にだけ在宅でお仕事をする方なら、部屋として区切らず、リビングの一角に仕事道具を置くスペースを確保するのもよいでしょう。
勉強をしたり仕事をしたりするためのワーク&スタディースペースを作って、家族で共有するという方法もあります。
メリハリがつきにくいというデメリットもありますが、お子様がある程度大きい世帯や大人のみの世帯など、ご家族構成によってはスペースを有効に使える間取りとなります。
配線計画
パソコン本体やモニター、プリンター、タブレットやスマホの充電と、仕事のために必要なコンセントは意外と多いものです。
配線がごちゃごちゃしてしまうと、ケーブルに躓いたり、ほこりが溜まりやすくなったり、見た目が悪いのも嫌ですよね。
事前に、必要なコンセントの数や設置場所を確認しておきましょう。
インターネットのルーター設置スペースやLANの配線も、お忘れなく。
すっきりしたワークスペースは仕事もはかどります。
インターネット回線
オンラインでの会議やデータのやり取りなど、在宅ワークにインターネットは欠かせません。
新居に移ったら、すぐにでもインターネットに繋げたいという方も多いのではないでしょうか。
インターネットの回線工事には、その場所に回線が導入されているかを確認するためにも住所が必要です。
新築の場合、住所を確定する必要があるのですが、外観ができて玄関の位置が決まり、住所の登録ができます。
住所登録だけでも2～3週間かかってしまうので、住所確定の申請は早めに行いましょう。
3～4月の引っ越しシーズンなどは、工事に1か月以上かかってしまう場合があります。
なるべく余裕をもって手続きを進めておきたいですね。
まとめ
今回は、在宅ワークをお考えの方のために、新築・建替えをで押さえておきたいポイントをご紹介いたしました。
事前に「新しい家ではこういうことをしたい」「こんなライフスタイルを送りたい」というご希望があれば、ぜひ設計士にご相談ください。
書斎のための間取りや弊社の事例をまとめた記事も、合わせてどうぞ。
省スペースでも大丈夫！憧れの書斎を造ろう
アイディアいっぱい！書斎のある事例特集
弊社では定期的に、無料で間取りプランの相談会を行っております。
ご希望のライフスタイルに合った間取りをご提案いたしますので、お気軽にご参加ください。
イベント情報はこちらからどうぞ。
-
注文住宅事業本部のスタッフです。
[Reco.]seriesを中心に、住まいの情報をお届けいたします。
- 2022.10.25家づくりについて照明で作る快適でオシャレなキッチンインテリア
- 2022.10.11注文住宅基礎知識路線価ってなに？どうやって調べるの？
- 2022.09.20家づくりについて新築工事に地鎮祭は必要？
- 2022.08.30家づくりについて近居・隣居という住み方
