設備

どこに設置する?室内用物干しをご紹介します

アレルギーが気になるご家庭や、共働きで忙しいご家族など、最近は当たり前になってきた室内干し。
梅雨の洗濯物が乾きにくい季節だけでなく、すでに生活に取り入れている方もおられるのではないでしょうか。
弊社でも、室内用の物干しを設置するお施主様が4割ほどおられます。

今回はそんな室内用物干しに注目!
どんな種類があるのか、どこに設置するとよいのかをご紹介いたします。

室内用物干しの種類

室内用物干しには大きく分けて、必要な時に天井に取り付けるタイプと、竿ごと天井に固定設置して必要な時に下す昇降式があります。

取付式

取付式の代表的な形はこちら。
天井に丸い固定用の器具が設置されており、必要な時に竿を支える棒状の器具を取り付けるタイプ。
器具は1つだけ取り付けて小物やタオルを干すためのハンガーを取り付けたり、写真のように2つ設置して物干し竿を取り付けたりと、場所や洗濯物の量に応じて使い分けられるのが特徴です。
また、物干しを取り付けていない場合に、器具が目立たないというメリットがあります。
取り外すことはできますが昇降はしないので、雨降りの日などの一時的な室内干しとして、普段は取り付けたままにしておき邪魔になるときにだけ外せる室内物干しとして、日常的に付け外ししない場合に便利です。

昇降式

日常的に室内干しをするご家庭で、場所を有効利用したい場合におすすめなのが昇降式。
電動と手動がありますが、普段は天井に収納し、必要に応じて竿を下して使います。
竿を下すだけと簡単なので、毎日のように使うなら上げ下ろしが苦にならない昇降式が便利。
洗濯物を干したまま天井近くまで上げることもできるので、洗濯物を干した状態でも邪魔になりにくいのも特徴です。

どこに設置する?

洗面室

洗面所に洗濯機を設置しているご家庭におすすめなのが、洗面所の室内干し。
洗ってすぐに干せるのが魅力です。
ちょっとした小物だけを洗面所に干す場合は、取付式に洗濯ハンガーという組み合わせも場所を取らず便利です。

和室・畳コーナー

洗濯室から近い和室や畳コーナーを室内干しのスペースにする方も多くおられます。
昇降式の室内物干しなら、写真のようにスッキリと納まります。
乾いた洗濯物を下してすぐ畳の上でたためるので、洗濯物の片付けが楽な点も魅力です。

居室

日当たりの良い居室、バルコニーに近い居室に設置する場合も。
室内なら雨が降っても安心ですし、日当たりの良さを生かせますね。
居室のクローゼットに衣類を管理している場合は、家事効率の面からもとても合理的です。

下のお客様の事例は、寝室のロフトに昇降式物干しを設置しています。
高窓からの日当たりがよく、空間の有効利用としても最適ですね。

その他

その他の設置場所としては、日当たりの良い2階の廊下、洗面所に隣接する家事室、縁側など。

1枚面の写真は2階廊下。
「邪魔にならないの?」とお思いかもしれませんが、居室への導線からは外れており、バルコニーに面しているので日当たりもよく、来客の目に触れることもないベスト室内物干し場所。

2枚目の写真は京都桃山住宅展示場のキッチン横の家事スペースですが、少し奥まっているので来客の目に触れにくい場所となります。
洗面所の隣なので、家事導線もばっちり。

3枚目は和にこだわって建てられたお家の縁側。
窓を閉めてしまえば、ちょっとしたサンルームの代わりになりますね。

設置のポイントは
「来客の目に触れない場所」
「日当たりや風通しの良い場所」
「干した洗濯物が邪魔にならない場所」
です。
間取りや家事導線、ライフスタイルなどを参考にご検討ください。

まとめ

今回は室内用物干しについてご紹介いたしました。

「部屋干しが気になるけれど、メリットや部屋干しをするときのポイントは?」
という方はこちらの記事をどうぞ。
らくらく部屋干し!室内に干すメリットとポイントをご紹介します

当社では、無料間取り相談を定期的に開催しております。
「室内用物干しをとりいれたいけれど、どこに設置するか迷う」という方は、ぜひプロにご相談ください。
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執筆者/敷島住宅 注文住宅事業本部 スタッフ
執筆者/敷島住宅 注文住宅事業本部 スタッフ
注文住宅事業本部のスタッフです。
[Reco.]seriesを中心に、住まいの情報をお届けいたします。
※本記事は、2020年7月6日時点の情報になります。

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