何を入れる?床下収納の便利な使い方
2020年1月8日
キッチンの床などに設けられている床下収納、使いこなしていますか?
「何を入れていいかわからない」という声も多いのですが、入れるものを選べば大変便利に使える収納です。
今回は床下収納についてご紹介いたします。
床下収納ってどんなもの?
床下収納とは、床板と基礎の間の空間を利用して作られる収納です。
床面に設置された蓋をあけ、上から物を出し入れするタイプが一般的。蓋は外れるタイプ、扉のようになっているタイプ、スライドするタイプなどがあります。
当社では床下点検用の点検口を、点検時以外は収納として使えるよう床下収納にしており、キッチンと洗面の2ヵ所に標準で設けています。
何を入れるといいの?
視界に入りにくく、頻繁に出し入れするのには向かない床下収納。
だからこそ、使用頻度が低く場所を取るものや、ストック類の保管に最適です。
夏にしか使わないかき氷器や冬にしか使わない土鍋、お正月に使う重箱といった、年に数度しか使わないものはありませんか?
床下収納はシーズンオフの調理器具の保管にとても便利です。
未開封の調味料や飲料のペットボトル、缶詰といった環境の影響を受けにくい食品類の保管にもピッタリ。
地震や台風による停電・断水など、いざという時のための非常食の備蓄などにもおすすめです。
洗面所の床下収納には、シャンプー類や掃除用の洗剤、ペーパー類などのストックの収納に便利です。
細々したものをストックする場合は、直接入れずにかごなどにまとめると良いでしょう。
上手に使うポイント
重たすぎるものは入れないようにしましょう。
上から出し入れする性質上、あまり重たいものを入れると出し入れの際に腰を痛める危険があります。
上から見やすく収納するのも重要なポイント。
重ねるように収納してしまうと、下になったものがわからなくなってしまいます。
取っ手のついたケースや紙袋などに入れてから収納すると、入っているものを把握しやすく出し入れもしやすいのでおすすめです。
湿気が上がりやすい床下収納は湿気対策が欠かせません。
新聞紙や珪藻土のマットなど湿気を吸うものを入れたり、除湿剤をいれるのが手軽です。
食品類を入れる場合は、未開封の瓶や缶など湿気やカビに強いものを収納するようにすると良いでしょう。
他にはこんな床下の有効利用も
床下の有効活用には、こんなものもあります。
「ちょっとした畳スペースが欲しい」「大きいものが収納できるスペースがもっと欲しい」とお考えの方はぜひご参考になさってください。
こちらは、小上がりの畳コーナー下を収納として使用したもの。
段差を設けることで、その下の空間を収納として活用しています。
たっぷりの収納には、普段は使わないお客様用の布団やオフシーズンのものなどの収納にピッタリ。
また、引き出しタイプなら、奥までしっかり使えて出し入れの負担も少ないのがいいですね。
まとめ
今回は床下収納についてご紹介いたしました。
意外と奥行きがあり、収納力もある床下収納。ぜひ使いこなしたいですね。
当社では、設計士による無料間取り相談を定期的に開催しております。
間取りや収納について迷ったら、ぜひ専門家にご相談ください。
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