家を建てるなら知っておきたい床材の種類
2020年1月23日
住宅用の床材にはフローリングや畳以外にも様々な種類があります。
インテリアの好みや場所の使い方に合わせて、床材を検討してみませんか?
今回は、家を建てるなら知っておきたい床材の種類についてご紹介いたします。
フローリング
住宅の室内に使用されることの多い、木材を加工した床材です。
天然木を使った無垢材、板を張り合わせた複合材のものの、大きく2種類にわけられます。
無垢フローリング
ナチュラルな質感の、無垢材のフローリングに憧れる方も多いのではないでしょうか。
木の自然な凹凸や節の表情が魅力です。
固さや手触りなど、木の種類によって特徴が変わります。
複合フローリング
耐水合板やファイバーボードを基材とし、その上に薄い単板やシートを貼った仕上げの床材で、単板の樹種も様々です。
経年変化による伸縮や反りなどの変形が生じにくく、無垢材の単層フローリングに比べると安価であることが特徴です。
クッションフロア
塩化ビニル樹脂を主な材料とした床材です。
木目調や石目調、タイル調といった他の床材を模してプリントされたもの、個性的なプリントのものなどがあります。
水に強いため手入れがしやすく、クッション性があるのが特徴ですが、
熱に弱く、家具などの後が残りやすいといった面もあります。
石材
玄関や土間といった、家の内と外の間で使われることが多い石材。
木材に比べ、強度が強く摩擦に強いのが特徴です。
天然石は重厚感や高級感がありますが、水が浸み込みやすく汚れがとりにくいという傾向もあります。
天然石の石材を使用すると床暖房が使えないという問題がありますが、石の風合いを持ち、床暖房が使える床材も開発されています。
コルク
コルク樫の樹皮から作られるコルクは、タイル状にして使われるのが一般的です。
柔らかく弾力性があり、衝撃吸収や遮音性に優れており、温度変化にも強いといった特徴があります。
カーペット
ホテルのような高級感と柔らかな感触が特徴のカーペット。
断熱・防音効果が高く、デザインや色が豊富でインテリア性にも優れているのがメリットです。
保温・吸音性もあり、寝室などくつろぎの空間の床材として取り入れてみてはいかがでしょうか。
京都桃山住宅展示場の主寝室は、カーペットを採用。
見た目だけでなく、部屋に足を踏み入れた瞬間に、床の柔らかな触感でリラックスできる効果を実感いただけます。
来場いただいた際はぜひチェックしてみてください。
畳(たたみ)
日本人にはなじみ深い畳。
近年は、機能性のあるものや色柄も豊富になっています。
和室にこだわらず、リビングや居室に。
ベッドではなく布団をお使いの場合は、寝室に畳を入れるのもおすすめです。
縁あり畳
畳表と畳縁の色の組み合わせで、純和風からモダンまで様々に見せることが可能です。
イ草の色に近い緑から薄茶といった色を選べば和風に、パステルカラーやモノトーン、濃い色などを選べばモダンな雰囲気になります。
縁なし畳
縁あり畳よりも洋室との相性が良く、カーペットのような感覚でもお使いいただけます。
まとめ
今回は床材の種類をご紹介いたしました。
インテリアコーディネートはもちろん、場所や求める機能に合わせて、床材を選ぶ参考になさってください。
また、新築や建替えをご検討の方で「こんな床材があったらいいな」という場合は、機能、デザイン面からご希望に合ったご提案が出来る場合もありますので、ぜひご相談ください。
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注文住宅事業本部のスタッフです。
[Reco.]seriesを中心に、住まいの情報をお届けいたします。
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