インテリアコーディネート家づくりの基礎知識

新築・建替えのインテリアを考えるヒント

新しい家のインテリアを考えるのはワクワクしますよね。
「あのモデルハウスのインテリアは素敵だったな」「雑誌に載っていたあの部屋憧れるな」となかなか絞り切れない方や、「色々ありすぎてどんなインテリアがいいのかよくわからない」という方もおられるのではないでしょうか。

今回は、新築・建替えのためのインテリアを考えるヒントをご紹介いたします。

プロと相談する前に

注文住宅で家を建てるためプロに相談する前に、ご自分がどんなインテリアを望んでいるかうまく説明できますか?
後から「ちょっと違う」なんてことにならないためには、ちょっとしたコツがあるのです。
それは、ご自分の頭の中にあるイメージをまとめ、なるべく詳しくプロに伝えること。

「ナチュラルなインテリアが好き」と言っても、人によって思い描くイメージには微妙に違いがあります。
「木がたくさん使ってあって、明るい色で…」と言葉で説明するよりも、写真を見ると「こういう雰囲気が好きなのか」ということが一目でわかりますよね。
仕上がりのイメージを家族やインテリアコーディネーターときちんと共有することが、より満足いくインテリアへの第一歩です。

では、具体的にどうやってインテリアのイメージをまとめてくかをご紹介いたします。

好きなテイストを集める

「こんな家に住みたい!」という希望があるのなら、ぜひ気になるインテリアの写真などをスクラップしてください。
「そんなに具体的なイメージが無い」という方は、沢山集めた中からより好ましい写真を残していくことで、好みに合ったインテリアを探すことができます。

インテリア雑誌にこだわらず、、お友だちの家やホテル、カフェなど「ここが好き」「こういうものを取り入れたい」という写真をスマートフォンなどで撮っておくのも良いでしょう。
好みのインテリアがよくわからないという方は特に、「この場所は落ち着くな」「この空間は好きだな」と思う場所を撮っておくと、好みを探るヒントになります。

家具から考える

今のお住まいから新しい家にもっていく家具があるのなら、その家具が馴染むようなインテリアにするのも一つの方法です。
愛着のあるテーブルや椅子、お気に入りのソファーなどが引き立つインテリアなら、新しい家がよりリラックスできる空間になるでしょう。
今まで使っていた家具を新居に持ち込んだら、インテリアがアンバランスになってしまったということも防げます。
写真や大きさを測ったものを用意しておくと良いですね。

新築・建替えを機に、憧れの家具を買うという場合もあるのではないでしょうか。
今までのお住まいではインテリアに合わなくてあきらめていたもの、ライフスタイルの変化に合わせ、今までの家具では合わなくなってしまうものもあるでしょう。
購入予定の家具が決まっているのなら、それを主役にインテリアを考えるのも一つの方法です。
どう使いたいのかも合わせて考えると、より扱いやすい家具配置やサイズも考慮できるのでおすすめです。

まとめ

今回は、インテリアを考えるヒントをご紹介いたしました。

フローリングや扉、壁紙などを後から変えるのは大変です。
新築や建替えでより満足いくインテリアを実現するために、ご参考になさってください。

執筆者/敷島住宅 注文住宅事業本部 スタッフ
執筆者/敷島住宅 注文住宅事業本部 スタッフ
注文住宅事業本部のスタッフです。
[Reco.]seriesを中心に、住まいの情報をお届けいたします。
※本記事は、2020年3月12日時点の情報になります。

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