家を建てるなら知っておきたい!土地の形と特徴
2019年8月7日
新築をお考えで「まずは土地探しから!」という方もおられるのではないでしょうか。
すでに広告などで検討されている方はご存知だと思いますが、四角い土地もあれば、三角形やすこし不思議な形のものまで、土地の形は様々です。
今回は、住宅のために土地をお探しの方も、すでに土地をお持ちの方にも知っておいていただきたい、土地の形とその特徴をご紹介いたします。
土地の形と特徴
土地は大きく「整形地」と「不整形地」に分けられます。
「整形地」は、建物を建てやすいよう整えられた土地のことで、正方形や長方形といった形をしています。
土地の形による制約が少ないので、建物が建てやすいとされています。
「不整形地」とは整形地以外の土地。「変形地」と呼ばれる場合も。こちらは様々な形があり、それぞれに特徴があるので、その特徴に合わせた建物を建てる必要があります。
では「整形地」の方が良い土地なのか、というと、そういうわけではありません。
「不整形地」の制約があっても、住みたい場所や道路に面する方角などを総合的に考え、「不整形地」を選ぶ方も多くおられます。
では、それぞれ土地の形の特徴を見ていきましょう。
角地
その名の通り、二つの道路が交わった角にある土地を「角地」と呼びます。整形地でも不整形地でも、角にあれば角地です。
道路に面する2つの面があるため、一般的に日当たりが良く開放感があります。
また、地域によっては建築条件の緩和があるので、土地の大きさに対して建物の建築面積が増やせる場合も。
人気があるため資産価値が高いと言われますが、そのぶん土地価格が高い傾向にあります。
三角地
三角形の形をした土地を「三角地」と呼びます。
角が鋭角であるほど土地を有効に使いにくいことから、三角地は比較的土地を安く購入できると言われています。
四角い家を建てようと思うと建物が小さくなりますが、土地の形を生すことができれば個性的な家が建てられます。角の角度や一辺の長さでも建てられる建物の形が変わってくるので、どんな三角形の土地なのかが重要です。
台形地
台形の形をした土地を「台形地」と呼びます。
台形と言っても、四角に近い形から鋭角が鋭いものまで様々ですが、四角に近いほど整形地に、角度があるものほど三角地に近い特徴を持ちます。
旗竿地
図のように道路から細長い通路のような土地が伸び、その奥に建物をの敷地がある土地です。
道路側から見て、土地がまるで旗のように見えることから「旗竿地」と呼ばれています。別名「敷地延長」や「敷延(しきえん)」と呼ばれることもあります。
整形地に比べ、価格が抑えられる傾向があります。
道路から奥まっているため、周囲が建物に囲まれている場合が多いのが特徴です。光や風をどう取り入れるか、道路から敷地への土地をどう生かすかがポイントになります。
建物は奥まっているために道路側からのプライバシーが守りやすいという理由で、旗竿地を選ぶ方もおられるようです。
傾斜地
土地の中で高低差があり、ななめになっている土地を「傾斜地」と呼びます。
山手の土地に多く見られる形です。
傾斜の角度にもよりますが、眺望と風通しが良く、南が低くなる傾斜なら日当たりが良い傾向があります。
住宅を建てるためには土地の基礎作りが必要となりますが、その分一般的には土地の価格は低く抑えられます。
まとめ
今回は、土地の形とその特徴についてご紹介いたしました。
大切なのは土地の形だけでなく、その土地の環境が大きく影響します。土地の形の特徴を知ったうえで、環境と合わせてあなたに最適な土地を選んでください。また、すでに土地をお持ちの方は、その特徴を生かした家のプランをお考え下さい。
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