気になる間取り「リビング階段」のメリット・デメリット
2019年10月4日
「リビング階段」の間取りをご存知でしょうか。
共働きの増えた昨今、家族のコミュニケーションを自然にとることができる効果や、吹抜けと組み合わせたオシャレさから注目を集める間取りです。
今回は、そんな「リビング階段」に注目して、そのメリット・デメリットをご紹介いたします。
目次
「リビング階段」とは?
「リビング階段」とは、その名の通りリビングと階段を直接繋ぐ間取りです。
一般的な間取りでは、玄関ホールや玄関ホールからリビングや水廻りなどを繋ぐ廊下に階段を設置します。
最近人気のリビング階段の間取りは、リビングを通り抜けて階段を使うことになります。
「リビング階段」と一口に言っても、実は2つのタイプに分かれます。
リビングに階段の出入り口があるリビング階段
リビングを通り抜けて階段へと移動する動線ですが、リビングの中に階段の出入り口があるという間取りです。
開放感よりも密閉度を取りたいという場合は、階段の出入り口に扉をつけることもあります。
また、間取りの取り方によっては、吹抜けにしなくても階段の縦の空間をリビングに取り入れることも可能です。
吹抜けを取り入れたリビング階段
リビングに設けた吹抜けと階段を組み合わせた間取りです。
吹抜けと階段を組み合わせることで、開放感をそのままに階段をゆったりととることができます。
リビング階段のメリット
家族のコミュニケーションがとりやすい
1階をリビング、2階を寝室にする場合、必ずリビングを通ることになります。
そのため、家族がリビングで顔を合わせやすく自然にコミュニケーションをとることができることを、リビング階段の大きいメリットと感じる方も多いのではないでしょうか。
床面積を無駄なく使える
階段ホールや廊下の役割をリビングが兼ねられるので、リビングを広くとることができます。
少しでも居室を広くしたいという場合におすすめです。
リビングに空間の広がりを取り入れられる
階段の空間をリビングに取り入れることで、リビングが広く見えるという効果があります。
また、階段の窓から光をリビングまで取り入れやすく、リビングを明るくする効果も。
吹抜けを階段スペースとして取り入れると、階段部分もリビングの一部として感じられ、より広く見えます。
けこみ板のない階段にしたり階段手摺をオープンタイプにすることで、階段をリビングのインテリアとしてお洒落に取り込むことができるのも嬉しいですね。
リビング階段のデメリット
リビングの冷暖房費がかかる
階段がリビングと繋がることで、冷暖房の空気が階段に逃げてしまい、より冷暖房費用がかかる心配があります。
空気が逃げるのが気になる場合は、リビングと階段の間に扉を設けるという方法があります。
RECO住宅の高気密高断熱の家であれば、家の外へ逃げる冷気や暖気を最小限に抑えるため、リビング階段があることで家中、安定した空調が保てます。
リビングのエアコンを付けているだけで、2階を含む各部屋を快適に保つことができ、暮らしやすさにつながるのです。
来客時に通りにくい
お客様をリビングに通すと、家族がリビングを出入りするのが気まずいというデメリットがあります。
また、お子様が友だちを連れてきた場合、部屋に行くためにはリビングを通る必要があり、リビングでリラックスしにくいという声も。
来客が多いご家族で、リビングのリラックスも維持したいという場合は、来客用に和室などがあれば、うっかりお客様にリラックスした格好を見られる心配はありません。
また、階下のトイレに行きにくいという場合は、2階にもトイレがあれば安心ですね。
まとめ
今回は、リビング階段に注目して、そのメリット・デメリットをご紹介いたしました。
メリットとデメリットは表裏一体ですが、ご家族のライフスタイルによっては解消することができるものもあります。
新築、建て替えをお考えの方は、ぜひ一度ご検討ください。
弊社では定期的に無料の間取りプラン相談会を行っております。
「リビング階段に興味があるけれど、どんな間取りになるの?」という方は、ぜひご相談ください。
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