気になるクローゼット・押入の湿気対策
2019年5月24日
ジメジメした梅雨の時期や冬の湿気、気になりますよね。
特に、閉め切ったクローゼットや押入の中は湿気が溜まりやすく、油断するとカビやダニが発生してしまうことも!
今回は、クローゼットや押入の湿気対策についてご紹介いたします。
クローゼットや押入に湿気が溜まるわけ
クローゼットや押入を開けた時に、なんだかジメっとしていると感じたことはありませんか?
それはもしかしたら結露が発生しているかもしれません。
結露は空気中の温度差で起こります。
温かい空気は沢山の水分を空気中に含むことができますが、空気が冷えると抱えきれなくなった空気が水になります。温かい室内の空気が冷たい外気で冷まされた時、空気中の水分が水になり、結露になるのです。
冷暖房で室内は快適な温度にできますが、扉のある収納の中とは温度差が生じます。その温度差で、空気中の水分が水になりやすい環境にあると言えるのです。
また、クローゼットや押入は狭く、空気が流れないので湿気の出口がありません。一度中に発生した湿気が出ていかないため、どうしても湿気が溜まりやすいのです。
湿気が溜まると、カビが発生しやすくなり、またそれが原因でダニが発生することも。大切な衣類をカビから守るためにも、健康のためにも、湿気対策はしっかりと行いたいですね。
湿気対策のポイント
それでは、具体的な湿気対策をご紹介いたしましょう。
詰め込みすぎない
クローゼットや押入の中に隙間なくものを詰め込んでしまうと、湿気が溜まりやすくなります。
物と物の間が少し開くようにする良いでしょう。洋服を吊るす場合も、少し余裕をもって収納してください。
押入の場合は奥行きが深く空気が通りにくいため、床面や壁にすのこを設置して空気の通り道を作るのがおすすめです。
風を通す
湿気が溜まらなくするためには、空気の通り道を作ることが重要です。
ですが、どうしても奥の方は空気が淀みがちになりますよね。そこで、週末は扉を開けて空気を入れ替えるようにしましょう。扇風機やサーキュレーターで30分ほど奥に向けて空気を送り込むのも有効です。
特に湿気が溜まりがちな時期には、おすすめです。
ウォークインクローゼットや納戸などの奥行きのある収納を間取りに取り入れる場合は、換気のための窓を設置することもおすすめです。週末に窓を開けてあげることで、収納の奥まで風がスッキリと通りますね。
湿気を収納の中に持ち込まない
毎日洗濯しないジャケットやコートなどを、脱いですぐに収納していませんか?
脱いだばかりの洋服には、汗などの湿気が含まれています。一晩外に干して、しっかり乾いてから片付けましょう。
梅雨時の少し湿った衣類も、しっかり乾いたのを確認してから収納してくださいね。
布団を押入にしまう時も同じです。
夜の間に汗を吸った布団をすぐに押入に入れると、押入の中で湿気が溜まってしまいます。押入にしまう前に、少し干して湿気を飛ばしてから片付けるようにしましょう。
何をどこにしまうかを確認しておくと、間取りを決める際に湿気を溜めない動線を作ることができます。収納を決める際には、何をどこに片付けるかもチェックしたいですね。
まとめ
今回は、クローゼットや押入の湿気対策についてご紹介いたしました。
すぐに取り入れられるものも多いので、ぜひお試しください。
ニオイだけではなくカビやダニの原因にもなる湿気。正しい湿気対策で、快適に過ごしましょう!
湿気が発生する原因は空気中の温度差とご説明しましたが、RECOは高気密・高断熱です。気温差による結露が発生しにくい家なのです。
また、空気が淀みやすい間取りには窓や換気扇の設置など、ライフスタイルに合わせたご提案をいたします。
注文で新築・建て替えをお考えの方は、お気軽にご相談ください。
資料請求はこちらのフォームからどうぞ。
お問い合わせ・資料請求・各種お申込み
-
注文住宅事業本部のスタッフです。
[Reco.]seriesを中心に、住まいの情報をお届けいたします。
- 2024.10.16家づくりの基礎知識太陽光発電の導入で知っておきたい5つのポイント!
- 2024.09.09家づくりについておうちキャンプの楽しみ方と家づくりのポイント
- 2024.08.02インテリアコーディネート内装プランの第一歩!定番のテイストを知る!
- 2024.07.19Reco.seriesHEAT20 G2基準の高断熱・高気密の住まい「RECO」