完全同居型の二世帯住宅 成功のポイントは?
2019年3月29日
新築をご検討中の方の中には、お子様やご両親と同居するため、二世帯住宅をお考えの方もおられるのではないでしょうか。
注文住宅は家族のスタイルに合わせた家を建てられるため、当社でもよくご相談をいただきます。
同居のための二世帯住宅にはいくつかのタイプがありますが、今回は完全同居型の二世帯住宅についてご紹介します。
同居を成功させるためのポイント、ぜひチェックしてください。
完全同居にもタイプがある
完全同居型と言っても、ご家族構成により様々なタイプがあります。
どちらの親との同居なのか、義父のみもしくは義母のみの同居なのか、子世帯に小さい子供(孫世代)がいるのか…。
中には、祖父母の世帯との同居という場合もあるでしょう。
ポイントは、それぞれ独立した生活を持つ、大人同士が同居するということ。
小さな子供と違い、大人はそれぞれ譲れないものやこだわりがすでに出来上がっているので、同居する相手のライフスタイルを尊重することが重要です。
お互いに、自分の主張を押し付けることがないようにしたいですね。
ほどよい距離間を保つ方法
完全同居型の二世帯住宅は、個室以外のすべての設備を親世帯と子世帯で共有するため、距離間の保ち方が重要になります。
個室空間を充実させる
どんなに仲の良い家族でも、少し離れていたいときはあります。
各自の個室空間を充実させておくことで、お互いにいつでも自分一人になる場所があるという安心感を持つことができます。
生活のリズムによっては、親世帯と子世帯で寝起きの時間が違う場合があります。
生活音の響きなどを考慮して間取りを工夫することで、少しでもストレスの少ない生活が送れるようにしたいですね。
収納スペースに余裕を持たせる
世帯ごとのモノが混ざることが気になる場合は、それぞれの世帯用に、余裕のある収納スペースを確保しましょう。
また、完全同居型は家族の構成人数が多く、大人の割合が多くなるのが特徴です。
少し多めに収納があるぐらいがちょうど良いようです。
お金の管理をはっきり決める
完全同居型の場合、設備が共有になるため、食費や光熱費などを世帯別に分けることが難しくなります。
使った分だけ支払う…というのは難しく、後々トラブルの元になります。
誰が何をどのぐらい負担するのかは、無理のない範囲で決めておくことをおすすめします。
まとめ
建築コストや生活費などの面でも、コストを抑えやすい完全同居型の二世帯住宅。
お互いにストレスなく生活したいですよね。
同居前にいくつかのポイントを押さえておくことで、いざ同居が始まってから起こりうるトラブルを防止できます。
完全同居をご検討の方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
二世帯住宅の種類などをこちらの記事でご紹介しております。
二世帯住宅の種類とは?同居のためのポイントと施工事例をご紹介します
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