住宅にとってのエクステリア(外構)の役割とは
2021年5月7日
エクステリア(外構)というのは、住宅の持ち主だけでなくさまざまな人が目にする部分であり、人でいうと「顔(容姿)」となる大切な部分です。エクステリアはその家の雰囲気を決める部分となるので建築の際にはしっかりと考える必要があります。
この記事ではエクステリア(外構)が住宅にとってどのような役割を果たすのかを解説します。
注文住宅を検討している方は素敵な住宅を建築するためにもぜひ参考にしてください。
エクステリア(外構)とは?
住宅でいうエクステリアとは住宅の外回り全般を指しますが、具体的には主に以下のような部分のことをいいます。
・庭
・デッキ
・駐車スペース
・玄関スペース
・門周りスペース
・塀、フェンス
・外階段
住宅の内装はインテリアと呼ばれており、それぞれの家でこだわりの空間を造ります。インテリアと同様にエクステリアも住宅の外側の空間を造るために重要な役割を果たすものです。
エクステリア(外構)の役割
エクステリアには大きくわけて4つの役割があります。
(1)外観の彩り
(2)防犯対策
(3)空間を生かす
(4)街並みをつくる
それぞれどのような役割かみていきましょう。
(1)外観の彩り
エクステリアは住宅の外観を美しく魅力的に見せるために重要な役割を果たします。外壁・外装などはたくさんの素材やデザイン、色から選ぶことができます。一つひとつこだわって施工することで、その住宅はその家の持ち主にしか出せない魅力にあふれた外観になります。家の外観はもちろんのこと、美しく植えられた植栽やデザイン性の高い門扉など、家をトータルで設計された外構は、持ち主はもちろんですが、その住宅を見た人々までをも幸せな気分にさせるでしょう。
(2)防犯対策
外観の大切さももちろんですが、防犯対策をするということも安心して暮らすためには非常に大事です。
例えば大きな窓を作った場合には家の中の様子が外から見えないよう塀やフェンスの設置を考える、家の動線が外からわからないように目隠しの植栽を植える、不法侵入対策として玄関アプローチに玉砂利を敷き詰めるといったように、防犯対策のためにはエクステリアが重要な役割を果たします。
(3)空間を生かす
住宅の外側に造られるテラスやデッキ・庭・ガレージなどのエクステリアは生活空間を広げるために活躍します。敷地に余裕がある場合、家の設計段階から自分の趣味に合わせて庭を広げたり、ガレージを大きくしたりと住宅の外側の空間を生活空間の一部として楽しむこともできますね。
また洗濯物を干すスペース、物置を設置するスペースなどのエクステリアはその住宅に長く住み生活をしていく上で大切なスペースもしっかり場所を確保しておきましょう。
(4)街並みをつくる
美しいエクステリアは、街並みづくりにも効果的に働きます。例えば、自然に溶け込むようにきれいに整えられた植栽は、その土地になじみながらも存在感を発揮し、こんな街で暮らしてみたいと思わせるような印象を与えます。
エクステリアを考える際は、ぜひどこかに緑をプラスしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
エクステリア(外構)が住宅にとってとても大切な役割を果たすものであるということをご紹介しました。
住宅を建築する際はインテリアのほうに目がいきがちですが、エクステリアはインテリアと同じくらい大切にすべきポイントとなる部分です。
自分に合ったエクステリアを追求したいときには、ぜひ弊社にご相談ください。エクステリアにこだわった魅力あふれる住宅を造りましょう。
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