ウォークスルークローゼット
収納

ウォークスルークローゼットの特徴は?通り抜け収納のメリット・デメリット

ウォークスルークローゼットをご存知でしょうか?
ここ数年で人気の出てきた間取りの一つです。

今回は、ウォークスルークローゼットについて、その特徴とメリット・デメリットをご紹介いたします。

ウォークスルークローゼットとは?

出入口が二つ以上あり、通り抜けることができるクローゼットです。
通り抜けることが前提のため扉はつけないことが多いのですが、中が見えることが気になる方はカーテンやスクリーンなど、一時的に隠せるものを取り付ける場合もあります。

メリット

通り抜けながら衣類を整えることができるので、行き来の無駄がなく、時間短縮になります。
回遊性のある間取りにすれば、空間を広く感じる効果もあります。
また、通路を廊下と兼ねることができれば、無駄なく床面積を使うことができます。

デメリット

通り抜けるためのスペースを確保する必要があります。
出入口確保のため、壁に収納できない面が2ヵ所でき、デッドスペースとなりやすいのがデメリットです。
また、出入り口が2つになるため、どことどこを繋げるかが重要になります。

どこに造る?

ウォークスルークローゼットを取り入れた間取りで失敗しないためには、どこに造るかが重要となります。

寝室

寝室の出入り口にウォークスルークローゼットを作ると、起きてからの動線がスムーズになります。
起きてすぐ着替えるという方には、寝室のクローゼットをウォークスルーにするのが便利です。

洗面室

洗面室に通じるウォークスルークローゼットもおすすめです。
身支度がすべて最短距離で済ませられます。
洗面室に隣接させるのであれば、ファミリークローゼットにするという選択も。

2階廊下

2階から1階に降りるための動線にクローゼットを取り入れるアイデアです。
ファミリークローゼットを兼ねると、家事の負担を減らす効果も。

玄関ホール

玄関ホールに隣接するシューズクローゼットをウォークスルーに。
玄関からシューズクローゼットを抜け、リビングに入るまでの間に、オフモードに切り替えられます。

まとめ

今回はウォークスルークローゼットをご紹介しました。
上手く取り入れれば大変便利なウォークスルークローゼットですが、どのスペースを繋ぐかで、使い勝手は変わります。
朝起きてから、夜寝るまでの動きを思い出しながら、ご家族で検討してみてください。

ウォークスルークローゼットだけではなく、他のクローゼットも検討したいという方は、こちらの記事もどうぞ。
クローゼットの種類とは?間取りを決める前に知っておきたいメリット・デメリット

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執筆者/敷島住宅 注文住宅事業本部 スタッフ
執筆者/敷島住宅 注文住宅事業本部 スタッフ
注文住宅事業本部のスタッフです。
[Reco.]seriesを中心に、住まいの情報をお届けいたします。
※本記事は、2019年2月18日時点の情報になります。

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