クローゼットの種類とは?間取りを決める前に知っておきたいメリット・デメリット
2019年2月15日
間取りを決める時、収納は大きな問題となります。
最近は作り付けの収納で、お部屋をスッキリ見せるのを好む方が増えてきました。
収納の中でも、大事な要素となるのがクローゼット。
今回は、クローゼットの種類とメリット・デメリット、クローゼットの扉の種類についてご紹介いたします。
目次
クローゼットの種類
クローゼットは種類により、それぞれの特徴があります。
メリット・デメリットを知り、ご自分にあったタイプを選んでください。
壁面クローゼット
奥行きを浅くし、ハンガーをかけるレールをつけるのが一般的です。
狭いスペースに設置できるため、デッドスペースなどを活用できるのがメリットです。
大きいものやかさばるものは収納に工夫が必要です。
ウォークインクローゼット
中を歩けるスペースのある、奥行きのあるクローゼットです。
中を把握しやすく、かさばるものが収納しやすいのがメリット。
人が歩くためのスペースが必要となるので、壁面クローゼットよりも面積が必要となります。
ウォークスルークローゼット
ウォークインクローゼットのように中を歩けるスペースがあり、出入り口が2ヵ所あって通り抜けられるタイプのクローゼットです。
たとえば、寝室の出入り口にウォークスルークローゼットを設置すれば、通り抜けながら身支度が完了します。
動線を意識して設置することがポイント。
出入り口が2つ必要なので、収納に使えない面ができることがデメリットです。
ウォークスルークローゼットを設置するためのポイントを、こちらの記事でご紹介しております。
ウォークスルークローゼットの特徴は?通り抜け収納のメリット・デメリット
ファミリークローゼット
一般的に、クローゼットは個室に1つ設置されますが、ファミリークローゼットは家族で共有できる場所に設置されます。
納戸との違いは、ファミリークローゼットの場合、衣類の収納をメインとしている点です。
家族の洗濯物を各部屋に運ばなくても、まとめて収納することができるので、時間短縮の面で注目が集まっています。
家族全員分となると、ある程度の面積が必要になるのがデメリットです。
ファミリークローゼットについて、こちらの記事でさらに詳くご紹介しております。
ファミリークローゼットはどう良いの?間取りとメリットとデメリット
1階にファミリークローゼットをおすすめする理由とは?家事らくアイディアをご紹介!
扉のタイプいろいろ
クローゼットの扉にも種類があります。
クローゼットのタイプや設置する場所によって、使いやすさが変わります。
開き戸
一般的な1枚戸の扉です。
中を一目で確認でき、出し入れがしやすいのがメリットです。
扉を開け閉めするためのスペースが必要なので、狭い場所への設置には向きません。
折れ戸
壁面クローゼットで一般的に使われる、折れ戸タイプ。
扉の中央が折れるため、開け閉めが省スペースで行え、全開にしやすいのが特長です。
引っ張る動作が必要なため、小さいお子様や高齢の方には不向きです。
引き戸
省スペースで設置でき、クローゼットの前に物があっても、開け閉めしやすいのが特長です。
小さな力で開け閉めしやすいのがメリット。
扉を全開にはできないのがデメリットです。
扉なし
思い切って扉を無くすという選択も。
出し入れがスムーズになり、見せる収納も楽しめます。
常に中が見えることが気になる方は、スクリーンやカーテンを設置すれば、お客様が来ても安心です。
まとめ
今回は、クローゼットの種類と扉についてご紹介いたしました。
一般的な壁面クローゼット、ウォークインクローゼットだけではなく、最近はウォークスルークローゼット、ファミリークローゼットの人気が高まっています。
ぜひ、ご家族にとって最適なクローゼットをお選びください。
それぞれのタイプ別収納のコツを、こちらの記事でご紹介しております。
「どのように収納したらいいの?」という方はこちらもどうぞ。
クローゼットのタイプ別収納のコツ教えます!
湿度が高くなると気になる、クローゼットや押入の湿気対策はこちらの記事をどうぞ。
気になるクローゼット・押入の湿気対策
当社では無料間取りプラン相談会も行っております。
お気軽にお問い合わせください。
色々な間取図を参考にしたり、モデルハウスやOBお宅訪問のイベントなどで実際のサイズ感を体験するのもおすすめです。
イベント情報はこちらからどうぞ。
-
注文住宅事業本部のスタッフです。
[Reco.]seriesを中心に、住まいの情報をお届けいたします。
- 2024.10.16家づくりの基礎知識太陽光発電の導入で知っておきたい5つのポイント!
- 2024.09.09家づくりについておうちキャンプの楽しみ方と家づくりのポイント
- 2024.08.02インテリアコーディネート内装プランの第一歩!定番のテイストを知る!
- 2024.07.19Reco.seriesHEAT20 G2基準の高断熱・高気密の住まい「RECO」