ファミリークローゼットはどう良いの?間取りとメリット・デメリット
2019年2月20日
ここ数年で人気が出てきたファミリークローゼット。
「ファミリークローゼット」という言葉を聞いたことはあるけれど、具体的にどのように使うのかという方もおられるのではないでしょうか。
今回は、ファミリークローゼットとはどんなものか、メリット・デメリットと間取り例をご紹介いたします。
ファミリークローゼットとは?
クローゼットは各居室に一つづつ設置されることが一般的ですが、ファミリークローゼットとは家族全員で使えるクローゼットのことを指します。
家族みんなが出入りできるリビングや2階ホールに設置され、衣類をまとめて管理できます。
共働きで忙しいご夫婦が増えてきた近年、家事の時短になるということで、注目を集めています。
メリット
各部屋で衣類を管理していると、洗濯物を片づけるために各部屋にたたんだ服を戻す必要があります。
ファミリークローゼットであれば、乾いた洗濯物を運び、片づける作業が一カ所ですみ、家事の負担を減らせます。
お子様が小さい間は、着替えのサポートが行いやすいのもメリットです。
デメリット
家族全員分の衣類が収納できるだけのスペースを確保する必要があります。
また、お子様が大きくなり思春期に入ると、家族と共有のクローゼットを嫌がることも。
その場合は、居室に衣類収納のための工夫が必要となります。
間取り
ウォークインクローゼットタイプ
こちらの間取りは、2階ホールからアクセスできる、ウォークインクローゼットタイプです。
ベランダに干した洗濯物を主寝室でたたみ、隣のファミリークローゼットに収納することができるので、動線に無駄がありません。
奥行があり、中央にスペースがとれるので、中で着替えることも可能です。
各部屋にはクローゼットを設置していないので、お部屋を広く使えます。
壁面ウォークスルータイプ
少し変わったこちらの間取り。
壁面タイプのクローゼットにスライドドアを採用した、ファミリークローゼットです。
廊下を通り抜けながら、中の物が出し入れできます。
リビングクローゼットタイプ
こちらは、リビングにウォークインタイプのファミリークローゼットを設置した間取りです。
リビングについつい置きっぱなしになりがちな、ジャケットやコート、かばんなどを収納することで、リビングがスッキリした状態をキープできます。
リビングに設置すれば、帰宅後に各部屋へ着替えに行く手間も省けます。
室内干しなどで、ベランダに洗濯物を干さないご家庭なら、こちらの間取もおすすめです。
まとめ
今回はファミリークローゼットについてご紹介いたしました。
毎日の洗濯物で時間がとられて困るというご家庭には、おすすめの間取りとなります。
ライフスタイルに合わせ、ぜひご検討ください。
こちらの記事では、1階にファミリークローゼットを作る場合のメリットについて、いかに家事が楽になる間取にするかという視点でご紹介しております。
1階にファミリークローゼットをおすすめする理由とは?家事らくアイディアをご紹介!
ファミリークローゼットだけではなく、他のクローゼットも検討したいという方は、こちらの記事もどうぞ。
クローゼットの種類とは?間取りを決める前に知っておきたいメリット・デメリット
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ファミリークローゼットなら、家族全員分をまとめて対策できますね。
気になるクローゼット・押入の湿気対策
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