色の効果を知ってインテリアに生かそう
2021年4月23日
新築・建替えをお考えなら、インテリアに色の力を取り入れてみませんか?
色にはそれぞれ、ひとの心に影響を与える効果があります。色の効果を知ることで、より居心地の良い家づくりを目指しましょう。
今回は、インテリアに使える色の効果についてご紹介いたします。
色のもつ効果
熱い夏の日、青や水色の飲み物のパッケージが涼し気で手に取って感じたことはありませんか?
なんとなく疲れている時に元気が出る気がして、鮮やかな赤や黄色の服や小物を選んだことは?
色にはそれぞれイメージがあり、「冷たく感じる」「暖かく感じる」「落ち着く」「気が引き締まる」「元気が出る」といった心理効果を持っています。
そんな効果を知り、インテリアにも取り入れてみましょう。
白
純粋さ、清潔さを感じさせる「白」。
白は空間を広く開放的に見せる効果がありますが、単色では単調で表情の乏しい落ち着かない印象になってしまうことも。
ほかの色や素材感の違いをアクセントにすることで、豊かな空間になります。デザインや素材感を活かせる色ですので、凝ったデザインやレースでもうるさくなりません。
黒
重厚感や高級感を演出できる色です。
広い面で使うと重苦しい沈んだ印象になるため、基本的には部屋のベースカラーには向きません。皮のソファーや家具といったポイント使いや、白と組み合わせたモノトーンで取り入れれば、スタイリッシュな大人の空間が実現できます。
赤
赤は体感温度を上げる色と言われています。
暖かさを感じる他、興奮作用があり、元気が出る色。食欲を刺激する効果もあります。真っ赤なトマトやリンゴをみると「美味しそう!」って思ってしまいますよね。
目を引く色でもあるため、アクセントクロスで取り入れるとその空間を効果的に目立たせることができます。また、家具などで取り入れると写真のようなおしゃれな空間に。
広い面で使用するとかえって落ち着かない、イライラするといった逆の効果もあるため、上手に取り入れたい色でもあります。
ピンク
ピンクは緊張感をほぐす、やさしい気持ちになれる色。
女性ホルモンの分泌を促す効果があるともされています。海外の実験で、刑務所の天井や壁に使用したところ暴力的なトラブルが減ったという報告もあります。
女性が好む色というイメージもありますが、淡いピンクや少し落ち着いたくすみピンクならインテリアにも取り入れやすいでしょう。
リラックス効果が高いので、心穏やかに過ごしたいスペースに最適です。
黄色
元気が出て、幸福感を感じさせる黄色。
目を引く効果が強く、飛び出して見える効果がある進出色なので、アクセントとしてインテリアに取り入れるとメリハリが出ます。
赤と同様に、食欲を刺激する効果もあるため、キッチンやダイニングに最適。
太陽光の下ではその鮮やかさが際立つ黄色ですが、照明が黄色味のある電球色の場合は色がわかりにくくなってしまいます。夜、電球色で使用する時間が長い場所にはあまり向きません。
青
青は静かで落ち着いた、冷たさを感じさせる色です。
心を落ち着かせる冷静にする効果もあるため、ワークスペースやスタディースペースに向いています。
また、眠りに誘う作用があるともされているので、寝室にも相性の良い色です。寒々しい印象にならないよう、温かみのある素材を選んだり、対象色であるオレンジなどを組み合わせると良いでしょう。
食欲を抑える効果があるのでダイニングにはあまり向きませんが、ダイエット中ならその効果を利用して食器やランチョンマットなど目に入りやすい範囲で取り入れてみるのも◎。
緑
植物を連想させる緑は、リラックス効果の高い色。
心を落ち着かせ、疲れを解きほぐします。アースカラーとして、茶色とも相性の良い色です。
壁紙で取り入れるなら、リラックスしてゆっくりと眠りたい寝室に。また、観葉植物などの本物の緑を取り入れるのもオススメです。
茶
茶色は大地や木を連想し、安定や信頼を感じさせる色です。
和やアジアンテイストのインテリアと相性が良く、なじみが深い色。フローリングの色としても取り入れやすいですね。
他の色とも相性が良く落ち着いた雰囲気を演出できるので、リビングのインテリアとして使いやすい色です。
まとめ
今回は、インテリアに使える色のもつ効果についてご紹介いたしました。
色の効果を知ってインテリアに上手に生かすことで、より居心地の良い快適な家を実現しましょう。
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https://shikishima-home.com/blog/category/lifestyle/case
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注文住宅事業本部のインテリアコーディネーターです。
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