光を選ぼう!シーン別おすすめ照明色
2019年11月6日
照明の色には種類があることをご存知ですか?
実は、生活シーンによって使い分けることで、より生活しやすくなるのです。
新築や建替えをお考えなら、ぜひ照明もインテリアのプランと合わせてご検討ください。
今回は、照明の色にはどんな種類があるのか、シーンに合わせたおすすめの照明色をご紹介いたします。
照明色の種類
電球、蛍光灯の色には大きく4種類あります。
赤みが強く温かみのある「電球色」、温かさと明るさを併せ持つ「温白色」、自然光の明るさに近い「昼白色」、青みがかっていて昼間の強い光に近い「昼光色」と、同じ部屋でも照明の色によって見えるイメージが大きく変わります。
インテリアとしてだけではなく、光にはそれぞれに効果があるため、シーンに合わせた使い分けが重要です。
シーン別おすすめ照明色
家事
料理や洗濯などの家事を行うキッチンや洗面室には、「温白色」から「昼白色」がおすすめです。
例えば、全体照明は「温白色」で温もりのある空間に仕上げて、手元灯に本来の色が確認しやすい「昼白色」を取り入れても良いでしょう。
キッチンであれば、素材の色や調理中の状態が確認しやすくなり、洗面室で洗濯の汚れ落ちをチェックしたりするのにも最適です。
「電球色」の赤みがかった色は汚れなどが見えにくいため、衣類のケアや掃除にはあまり適しません。
食事
食事には、料理を美味しく見せる色と言われる「電球色」から「温白色」がおすすめです。
特にダイニングテーブルの上に照明を設置するのであれば、「電球色」のペンダントライトなどで低い位置から食卓を照らすと、料理に陰影がつき盛り付けや食材の色を引き立たせます。
勉強・読書
勉強や読書など集中したいときは「昼白色」から「昼光色」がおすすめです。
青みがかった光の色が脳を覚醒させ、集中力を高める効果があると言われています。
しかし、目が疲れやすいという側面もあるので、欲しい時に欲しい場所で使える「昼光色」のスタンドライトを使ってもよいでしょう。
細かい作業をするときなどには大変効率的です。
リラックス
リビングでのんびりする時や、就寝前にはリラックス効果のある「温白色」から「電球色」がおすすめです。
青白い光は覚醒効果があるため、黄色っぽい光の方がより落ち着けるでしょう。
特に「電球色」は独特の温かさがあるので、和紙を使った照明器具と合わせたり、上手く間接照明に取り入れることで、お部屋全体をおしゃれな空間にしてくれます。
その他
お出かけ前に服装やお化粧をチェックする環境には、「昼白色」がおすすめです。
自然光に近いので、外に出て「思った色と違う」ということは起こらないでしょう。
同じお部屋で使い方を兼ねる場合は、バランスの良い「温白色」が良いでしょう。
目的に合わせてスポットで色温度の違う照明器具を足すことで、「電球色」のリラックス効果や「昼光色」の集中効果をプラスできます。
また、最近は調光のできる照明も豊富になってきました。
1つの照明器具で、中間の微妙な調整が可能な商品もありますので、使い分けが必要なお部屋の照明におすすめいたします。
まとめ
今回は、照明の色と、シーンに合わせたおすすめをご紹介しました。
色とその効果を理解して使い分けができると、生活がより豊かに彩られます。
内装を決める段階で照明についても検討すると、より完成度の高いインテリアが仕上がります。
ぜひご参考になさってください。
照明器具の種類について紹介している記事もございます。合わせてどうぞ。
照明器具はどんな種類があるの?
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