調色照明ってなに?光の色が変えられる照明でインテリアを豊かに
2019年11月11日
「調色照明」をご存知でしょうか。
最近は昔ながらの蛍光灯以外にも、ダウンライトやブラケットライトなどの照明器具の形と共に、家の電気の「光の色」を楽しむ方も増えてきました。
またLED技術の向上により、今まではできなかった光の色が変えられる照明も出てきました。
今回はそんな「調色照明」をご紹介いたします。
調色照明って?
1台の照明器具(電球)で光の色を変えることができるLED照明を「調色照明」と呼びます。
主に住宅の照明に使われる光の色には、赤みが強く暖かさを感じる「電球色」、温かさと明るさを兼ね備えた「温白色」、自然光に近い「昼白色」、青みがかった「昼光色」があります。
光の色にはそれぞれに特性があり、リラックスしたい場所には「電球色」や「温白色」、勉強や読書など文字を読んだり細かい作業に向く「昼白色」や「昼光色」と使い分けられています。
最近はオープンタイプのキッチンが増えたり、リビングやダイニングでお子様が勉強したりと、一つの部屋の中で光の使い分けがしたいという場面が増えてきました。
そこでおすすめしたいのが調色照明です。
調色照明を使えば、簡単に光の色を変えられるので、同じ場所で一日の場面に合わせた光を選ぶことができるのです。
どういう仕組みで色が変わるの?
電球の中に電球色と昼光色のLEDチップが入っており、それぞれの発光する強さを変えることで調整されています。
電球色のLEDチップだけが発行しているときは電球色、昼光色のLEDチップだけが発光しているときは昼光色、両方のLEDチップが発光していると温白色や昼白色といった中間の色になるイメージです。
スイッチをカチカチと押すことで発光の種類を切り替えるシンプルなタイプから、無段階で欲しい色に切り替えられるコントローラーを使うタイプなどあり、対応している照明器具の種類も豊富にそろっています。
どんなところに使うの?
食卓でお子様が勉強をするご家庭であれば、食卓の上に設置するペンダントライトを調色照明にすることで、食事が美味しそうに見える温かい光と、文字がくっきり見える明るい光を切り替えることができます。
キッチンとダイニング、リビングが一続きになっているお部屋なら、メインの照明を調色照明にすることで、調理、食事、学習、リラックスタイムと、幅広い使い方ができるようになります。
朝は明るい光で頭をスッキリ目覚めさせて、夜の就寝前は落ち着いた光をといった使い分けも簡単です。
ホームシアターをお考えなら、シアター向けの調色を。
間接照明と組み合わせて画面がより引き立つ設定にすれば、さらに充実の映画タイムが楽しめますね。
お風呂の照明にお使いいただくと、明るい光でスッキリしたいシャワータイムと、落ち着いた光でゆったり湯船に浸かってリラックスしたい入浴タイムといった2種類のシーンに対応できます。
ご紹介した例以外にも、それぞれのライフスタイルに合わせた様々な使い方が可能です。
まとめ
今回は、調色照明についてご紹介いたしました。
1台で様々なシーンに対応できる調色照明をインテリアに取り入れて、さらにお家時間を大切にしたいですね。
照明の光の色、照明器具については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
光を選ぼう!シーン別おすすめ照明色
照明器具はどんな種類があるの?
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いま計画中の間取りにどんな照明を入れると良いか迷ったら、ぜひご相談ください。
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