今回は、幅広い分野で活躍中の60代の女性ライター、松井由美子さんに構造見学会を取材していただきました。

体験レポート 構造見学会

住まいの「性能」を左右する工夫は、見えない部分にある!? 「構造見学会」に行ってきました!

「敷島住宅のReco.seriesは高性能住宅です!」
何度も耳にしていますが、それを確かめるチャンスがやってきました。
「構造見学会」です。

理想のマイホームを考える時、モデルルームなど完成した住宅を見学する人は多いと思いますが、耐震性や断熱性など住まいの性能を左右する工夫は、完成後に見えなくなってしまう部分に多く施されています。
家づくりは一生に何度もない大切なこと。建物の見えない部分がどんな構造になっているのか、その性能に関わる工法や工夫を、自分の目で確認しておきたいですね。
「構造見学会」は、そういう要望に応えるために行われています。
今回、担当営業の方に案内していただき、施工中の住宅の「構造体」を見学して来ました。

様々な角度から断熱性を高め、快適な住まいに

今回の「構造見学会」の会場となった住宅は、外壁、内装材などが張られていましたが、2階部分で、構造体を確かめることができました。
担当営業の方が、詳しく丁寧に説明してくださいました。

屋根断熱と壁のW断熱

最初に目に入ったのは、屋根裏一面に吹き付けられた断熱材です。

「すごい! 吹き付けの断熱材ですね?」
「気密性のある硬質ウレタンフォームを吹き付けています。
屋根裏は現場吹き付けの断熱材を使いますが、壁はW断熱になっています」
「W断熱?」

W断熱とは、高性能の断熱材を、外張りと内張りの2層で使用していることです。
壁の内側に断熱材を入れるのは一般的ですが、Reco.seriesでは、
どのブランドも、2層の断熱材を入れるW断熱工法を採用しているそうです。

そして使われる断熱材は、高性能で環境配慮型の最高クラスの断熱性能を持つ、
フェノールフォーム断熱材「ファノバボード」。

フェノバボードは経年劣化が少なく燃えにくい素材でできています。

外張りに使用されているフェノバボードは45mmの厚さ。
熱伝導率は、0,019w/m・k
高い断熱性能です。

2階の書斎の壁です。
断熱材を内側、外側と2層使用しているので、壁に厚みがあります。
窓も、出窓のように見えますね。

高断熱サッシで夏も冬も快適

「窓は高断熱サッシを使っています」
「ガラスが二重になったぺアガラスですか?」
「はい、複層ガラスです。でも、それだけではなくて、樹脂サッシを使っています」
「樹脂? アルミじゃないんですか?」

複層ガラスはもちろんのこと、Reco.seriesでは、
熱を伝えにくい樹脂サッシの窓が標準仕様になっているそうです。

手でさわっても冷たくないサッシ!
冬でも結露の心配がありませんね。

最も熱の出入りが多いとされる窓を、熱伝導の低い樹脂サッシと複層ガラスにすることで、夏場は外の熱が室内に伝わりにくく、冬場は、熱が外に出るのを防ぎます。

近年、家の中の急激な温度差によって起こるヒートショックが問題になっています。
温度差で血圧が変動し、めまいや動悸、更には脳卒中や心筋梗塞などをひきおこす危険もあると言います。
高断熱住宅では、冷暖房効率が向上するだけでなく、家の中の温度差も小さくすることができるので、家族が健康で快適に過ごせる室内環境を保つことができるのですね。

換気システムでさらに夏涼しく、冬暖かい環境に

「天井にあるダクトは何ですか?」
「熱交換型換気システムのダクトです」
「換気システム?」
「一年中快適な空気環境をつくりだすシステムです」

けっこう太いダクトがいくつもあります。壁から外につながっているようですね。

室内の暖まった空気や涼しくなった空気を利用して、
外気からの給気による室温の変動を抑えるという熱交換気システム。
暖冷房の熱ロスを低減し、冬暖かく、夏涼しい。快適な空気環境を作り出すそうです。
断熱に関しても、いろいろな工夫があるのですね。

オリジナル工法でより安全な住まいを実現!

木造軸組み工法+壁パネル工法を採用

「斜めに入っているのは、筋交いですね」
「耐震性を高めるために欠かせませんが、さらに、壁パネルもプラスしています」
「壁パネル?」
「耐力壁になって耐震性をさらに高めています」

たすき掛けに筋交いが入っています。

Reco.seriesでは、柱や梁などの軸組を組んで骨組みを構成する木造軸組み工法に、壁パネル工法をプラスしたオリジナル工法で、より安全な住まいを実現しています。
また、パネル壁材は工場生産で作られるので、すべての住宅に均一化された性能を確保できるのだそうです。

精度の高い「金物接合工法」でより安全な住まいに

小屋組みに使われている木材に“切り込みと穴“を発見しました

「あの部分はなんですか?」
「隠れていますが、木材の接合部分に金物を使っています」
「見えないところに金物が使われているんですね」

日本の伝統的な木造軸組工法は、木に凹凸をつけて組み合わせますが、
(凹になった部分は、継手、仕口、または、ホゾ、ホゾ穴とか呼ばれていますね)

Reco.seriesでは耐震性を高めるために、この接続部分に金属接続工法を採用しています。
最新設備のプレカット工場で、ミリ単位の精度でプレカットされた木材を使用し、
最小限の欠損部で接続して木材本来の強さを最大限に発揮できるようにしているそうです。
これは、在来工法の1,7倍の耐力があるようですよ。

土台となる基礎もより安全に

今回、床が張られていたので基礎部分は見えなかったのですが、その点もしっかりお聞きしました。
家を建てる前の土壌調査や必要に応じての補強はもちろん行いますが、基礎は、コンクリートの床板全体で荷重を受けるベタ基礎を採用しているそうです。
ベタ基礎は建物が土と遮断されるので、シロアリなど害虫対策も万全ですね。

まとめ ~構造見学会に参加して~

地震や台風など自然災害が身近で起こっていることもあり、住宅に関する意識は確実に変化しています。「構造見学会」に興味を持つ人も多くなっているようですが、でも、構造って何を見ればいいのかわからない、わざわざ行くほどでも・・・と思っている人もいるようです。
今回の見学で一番感じたことは、「構造を見れば、その住宅会社の家づくりに対する姿勢そのものがわかる」、ということです。完成後は隠れてしまう部分ですが、それを見せてくれるということは、自社の家づくりに自信があるからこそ、です。
「そうだ!構造見学会へ行こう!」
どこかで聞いたことがあるフレーズですが、「家を建てたい」と思ったら、ぜひ、構造体を見学してください。
それにしても、住宅の性能って、日々進化しているのですね。

※本記事は、2019年3月4日時点の情報になります。

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