断熱性能を上げるとなぜ良いの?優れた断熱性能による安全性とは
2019年1月7日
RECOseriesの住宅では、妥協のない断熱工法に力をいれており、当社が開発し採用しているダブル断熱は、グッドデザイン賞を受賞するなど高い評価を得ております。
では、なぜRECOseriesの住宅では断熱性が優れた家にそれほどこだわるでしょうか。
それは、優れた断熱性能により実現できる安全性と健康への影響が理由なのです。
そこで今回は、優れた断熱性能による安全性についてご紹介いたします。
冬に病気や事故が増加する理由とは?
日本人の死亡率割合は、夏と比較すると、冬にその割合が大きく増えます。
1月をピークに死亡率が高まる傾向は、少なくとも50年間変わっていません。
死因別では、病気による死亡はその内容にかかわらず冬場に多くなり、事故による死亡は溺死が冬に増加します。
「冬に溺死?」とお思いになるかもしれませんが、これはヒートショックによりお風呂で溺れる事故が原因と考えられています。
家の中の温度差とヒートショックのリスク
そもそも、ヒートショックとはどんな現象かご存知でしょうか。
急激な温度変化により、血圧の急上昇や急下降が体にダメージを与える現象をヒートショックと呼びます。
血圧が急に上がったり下がったりすると、動悸やめまい、さらに脳卒中や心筋梗塞などにも繋がる恐れがあります。
症状が軽くても、めまいが原因となり転倒、転落などの二次被害の恐れも。
その引き金となるのが、ヒートショックという現象です。
具体的には、温かい部屋から寒い廊下などへ移動することで血管が収縮し血圧が上がる、寒い浴室から熱い湯船へ入ることで血管が緩み血圧が下がるということが考えられます。
そこで問題となるのが、家の中の温度差です。
家の中で温度差が大きいほど、ヒートショックのリスクは高まるのです。
逆に言えば、温度差を小さくすることで、リスクを下げることができます。
断熱性能を高めて冬の室内の温度差を少なくすることで、リスク回避に大きな効果を得られるのです。
ダブル断熱の効果は?草津市モデルハウスの温度計測
実際にダブル断熱による断熱効果を調べるため、滋賀県草津市にあるRECOのモデルハウスで、暖房を付けない冬の深夜の室温を計測しました。
計測したのは、1階のリビング、1階の洗面室、1階のキッチン、2階の洋室とそのウォークインクローゼット、2階のトイレと、外気温を計測するための2階ベランダの7カ所です。
計測したのは2月末で、外気温が平均-0.68℃ですが、室温は平均14.91℃でした。
各部屋の温度差も、一番高い2階の洋室が平均15.45℃に対し、1階の洗面室は14.06℃と非常に小さく抑えられています。
※滋賀県草津市モデルハウスは2019年6月で見学・体験宿泊を終了いたしました。
断熱性の高い家で健康に過ごそう!
こちらのグラフは、断熱性能の高い家に引っ越したことで、前の住まいで悩んでいた症状がどれだけ改善したかをあらわしたものです。
呼吸器系の症状やアトピー、アレルギー症状など、すべての項目で改善が見られます。
家の断熱を高めることは、ヒートショック対策にもなり、さらにさまざまな病気・アレルギーの症状緩和にも効果があることがわかります。
まとめ
ご高齢の方がヒートショックにより影響を受けるというイメージがありますが、若くても体は温度差によるダメージを受けています。
RECOseriesの住宅ではどの住宅にもダブル断熱による高断熱・高気密を提供しております。
安全で健康に過ごすためにも、新築をお考えの方は、断熱性能にも注目してみてください。
興味を持たれた方は、ぜひ資料請求を!
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RECOseriesの断熱については、こちらの記事でも詳しくご紹介しております。
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