新築のキッチンで失敗しないためのポイント7つ
2019年4月10日
毎日使うキッチン。
「新築でここだけは絶対失敗したくない!」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、キッチンの間取や設備を考える際に、失敗しないためのポイントを7つご紹介いたします。
目次
見せたい?隠したい?
開放的なフルフラットのアイランドキッチンはとてもオシャレですが、すべての人にピッタリというわけにはいきません。
お客様をおもてなしすることが多く、きれいに保つことができる方には最高の間取りでも、シンクにちょっと置いた食器が気になってしまう方にはあまり向かないでしょう。
開放感やオシャレなインテリアを最優先したい方は、フルフラットのキッチン。
開放感が欲しいけれど、すべて見えるのは困るという方には、カウンターなどの目隠しがあるキッチン。
少しの洗い物を置いておくことに神経質になりたくない方には、ダイニングからシンクが見えない間取りのキッチン。
プランが大きく変わりますので、「どのぐらい見えていいか」はまず決めておきたいポイントですね。
キッチンのタイプについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
理想のキッチンを作りたい!キッチンのレイアウト&ポイント
十分な収納
鍋などの大きな物から箸などの小さなものまで、調理に使う道具は大きさも形も様々です。
また、食材や調味料など、賞味期限を気にしないといけないものも。
十分な収納の確保は、快適なキッチンを作るうえで欠かせません。
シンク下だけでは十分でないのなら、カップボードや吊戸棚もご検討ください。
「吊戸棚は出し入れが大変」という方は、昇降式の吊戸棚もあります。
食料品のストックや、サイズによっては調理家電も収納できる、キッチンパントリーもおすすめです。
たっぷり収納できるウォークインタイプが主流ですが、壁面タイプなら少ないスペースでも十分な収納量を確保できます。
キッチンパントリーについては、こちらの記事でもご紹介しております。
知っておきたい人気キッチン収納!キッチンパントリーの種類と設置のポイント
家事動線
あなたは、料理をするときはじっくり集中したいですか?料理をしながら他の家事も進めたいですか?
様々な家事を同時並行で進めたい方なら、キッチンから水回りへの動線がある、料理の合間に洗濯ができたりと、とても便利。カレーを煮込む間に、洗濯機を回す、お風呂の支度をするなんてこともスムーズにできます。
普段、キッチンに立ちながら料理以外にしていることがあれば、その動作を取り入れた家事動線を考えてみてください。
コンセント位置
冷蔵庫など、必ず設置する家電に合わせるのはもちろん大切ですが、数や位置は大丈夫ですか?
毎日使う炊飯器や電子レンジ、トースターなどの調理家電以外にも、たまに使うミキサーなどの家電はありませんか?
普段どんな家電をどれぐらい使っているかは、意外とご家庭により違います。
最近は、タブレットやスマホでレシピをチェックしながら料理をしたいという方も増えています。
いざ使おうというときにコンセントが届かない、足りないということがないようにしたいものですね。
IHにする?ガスにする?
IHコンロとガスコンロで迷っている方は多いです。
それぞれにメリット・デメリットがありますので、後悔しないよう選びたいですね。
IHコンロは火を使わないため、安心して使えます。
小さいお子様がいるご家族や、ご高齢の方が使用する場合に選ばれています。
凹凸が無いため、掃除がしやすいのもメリットです。
もともとガスコンロを使っていた場合、鍋やフライパンがIHに対応していない場合があるので、注意が必要です。
ガスコンロは、火力が強く、料理好きな方に選ばれています。
火が心配という方もおられますが、安全センサーが付いているものなら比較的安心してご使用いただけます。
ガラストップコンロを選べば、五徳を外すだけでフラットになるので、掃除も簡単です。
どちらにも共通するポイントとして、コンロの口数は確認しておきたいところです。
いくつかの料理を同時進行するときにコンロの口数が少ないと、ストレスになります。
また、グリルが付いているか、コンロと同時に使えるかもチェックしておきたいポイントです。
ゴミ箱はどこに置く?
意外と見落としがちなのが、ゴミ箱を置くスペースです。
行政のゴミ分別ルールにより、種類別のゴミ箱を置く必要のあるご家庭も増えてきました。
家族構成によっても、ゴミの出る量は違います。
ゴミ箱を置くためのスペースは、十分なサイズで、さっと捨てられる位置を確保しておきたいですね。
オプション
キッチンで追加できるオプションにはいろいろありますが、「付けて良かった」「付けておけば良かった」という声の多いものをピックアップして紹介いたします。
タッチレス水栓
センサーで、水栓レバーを触らずに水を出せるので、調理や後片付けがとてもスムーズになります。
レバー周りを汚さず、両手がふさがっていても水が出せるのが魅力です。
食器洗い乾燥機
食器を洗う量が多いご家族で、家事負担を減らすために検討したいという方も多いのではないでしょうか。
水の節約になるのはもちろんのこと、最新のものは洗浄力も強く、電気代も抑えられます。
大きすぎても小さすぎても使いにくいので、家族の人数に対して最適なサイズを選んでください。
汚れにくい設備
レンジフードやシンク、排水口など、汚れにくく手入れしやすい設備がオプションで選べます。
簡単な手入れで清潔を保つことができると、毎日の掃除がとても楽になりますよ。
まとめ
今回は、キッチンの間取や設備を考える際に、失敗しないためのポイントを7つご紹介しました。
意外と見落としがちなポイントもありますので、新築でキッチンをプランニングする際には、ぜひご参考になさってください。
当社では、無料間取り相談を定期的に、女性建築士による相談会を不定期で開催しております。
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