ベランダ・バルコニー・テラスはなにが違うの?
2019年9月9日
「ベランダ」「バルコニー」「テラス」の違いをご存知ですか?
意外と混同してしまいがちな住宅用語ですが、実はちゃんと違いがあるのです!
今回は、「ベランダ」「バルコニー」「テラス」の違いをご紹介いたします。
ベランダとは
ベランダとは張り出した手すりのある台に屋根をつけたものを指します。
この場合の屋根とは、建物本体の屋根とは別にベランダのために取り付けられたものです。
上の図で言うと、赤い箇所にあたります。
写真を見て頂くと、屋根に当たる部分がベランダのために作られていることがよくわかるかと思います。
こちらの施工事例では、室内にまで日当たりを確保するために透明度のある屋根を付けています。
バルコニーとは
バルコニーとは、張り出した手すりのある台に屋根のないものを指します。
ベランダとの違いは、屋根があるかないかです。
建物本体の庇や、上階のバルコニーなどが屋根の代わりになるものは、この場合の屋根とはみなされません。
上の図で言うと、赤い部分で、ベランダの図と見比べていただくとわかりやすいでしょう。
写真を見ると、バルコニーの半分ぐらいまで屋根があるように見えますが、こちらは建物の庇に当たる部分です。
このような場合は、ベランダではなくバルコニーになります。
さて、バルコニーには種類があります。
一般的なバルコニー以外も見ていきましょう。
インナーバルコニー
バルコニーには、インナーバルコニーと呼ばれるものもあります。
建物の内側に引っ込む形をしています。
建物の天井部分が屋根の代わりになり、半屋外の空間になるのが特徴です。
こちらは滋賀膳所住宅展示場のインナーバルコニーです。
洋室に挟まれた形で、さらに廊下からも出入りできる半屋外の間取りです。
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インナーバルコニーってどんな間取り?
ルーフバルコニー
屋上の屋根部分に作られた、ルーフバルコニーというのもあります。
一般的に、広い面積を確保でき、開放感があり日当たりが良いのが特徴です。
専用の庭を取れない場合に、ガーデニングなど庭の代わりとして使われることも多くあります。
屋根の上で日当たりが良いため、施工事例では小さな庭が作られています。
水廻りの設備なども作っておけば、快適にガーデニングが楽しめます。
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使い方いろいろ!ルーフバルコニーのある家をおすすめする理由
テラスとは
テラスとは、縦門の1階の外側に作られた、床のあるスペースを指します。
1階のリビングの外に作られたウッドデッキなども、テラスです。
こちらは、リビングの外にコの字に作られたテラスです。
室内と床の高さを合わせてあり、こちらの施工事例ではウッドデッキになっていますが、タイルを敷くとまた違った形で使えます。
まとめ
今回は、意外と知られていない「ベランダ」「バルコニー」「テラス」の違いをご紹介いたしました。
知らない方も多いので、知っているとちょっと自慢できるかもしれません。
弊社では定期的に無料の間取りプラン相談会を行っております。
注文住宅をご検討中なら、ぜひご参加ください。
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