京都土地情報

京都市伏見区に住むなら知っておきたい見どころ・名所

「新築を考えているけれど、まずは土地探しから」という方が気になるのは、その土地の周辺環境などの情報ですよね。

今回は、世界的にも有名な観光地でありベッドタウンとしても人気の京都市伏見区について、住むならぜひ知っておきたい見どころや名所をご紹介いたします。

伏見が世界に誇る名所

京都の伏見と言えば鳥居が連なる印象的な風景を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
伏⾒稲荷大社と言えば、「五穀豊穣・商売繫盛」の神で、全国に3万社あるといわれている稲荷神社の総本宮。
有名な千本鳥居は現在は約1万基あり、お山の参道に並んでいます。山頂までは往復約4キロ、2時間ほど。
散歩というには少しハードですが、途中には茶屋もあり休憩もできるので、ぜひお山めぐりに挑戦してみてください。

京都市伏見区醍醐東大路町にある醍醐寺は、真言宗醍醐派の総本山で、世界遺産にも登録されている寺院。
平安初期の874年に創建。1100年以上の長い歴史を持ち、建物や宝物など数多くの国宝や重要文化財を所蔵しています。
豊臣秀吉が催した「醍醐の花見」が行われた地でもあり、美しい桜や紅葉など四季折々の風景を楽しむこともできます。

城南宮は、平安京遷都に際し、都の安泰と国の守護を願い祀られたと伝えられています。
引越・工事・家相の心配を除く「方除(ほうよけ)の大社」 であり、車のお祓いでも有名です。
新築・建替えをお考えなら、ちょっと気になる神社ですよね。
花と紅葉の名所でもあり、神苑「楽水苑」を楽しむこともできます。

伏見の歴史を歩く

神社仏閣以外にも、伏見には歴史を感じさせる場所がたくさん。

伏見港はかつて河川港として京都と大阪を水路で結ぶ交通の要所でした。伏見港跡は現在は公園として体育館・テニスコート・相撲場・屋内外プール・芝生広場がある憩いの場になっています。
水路の面影は伏見濠川の柳並木に残されています。
江戸時代に米や酒を運んでいた十石船や三十石船は、現在は観光船として楽しむことができます。川から眺める酒蔵はまた趣がありますね。

伏見では坂本龍馬や幕末・維新の志士たちの足跡をたどることができます。
寺田屋は薩摩藩士の定宿として賑わい、坂本龍馬も常宿としていました。慶応2年1月に起こった「寺田屋事件」の舞台にもなったことでも有名ですね。
ほかにも近くには会津藩駐屯地跡や長州藩邸跡といった石碑があり、幕末の面影を探す散策も楽しめます。

正確には史跡ではありませんが、伏見桃山城運動公園では伏見桃山城の模擬天守を見ることができます。
2003年に閉園した遊園地の施設で、洛中洛外図を基に鉄筋コンクリートで作られました。
耐震基準を満たしていないことから内部非公開となっていますが、伏見のシンボルとして現在も保存されています。

名水とお酒の深い関係

伏見と言えば全国的に有名な日本酒造の酒蔵が並ぶ街でもあります。
伏見の酒の歴史は古く、稲作が日本に伝わった弥生時代に始まったとされています。
桃山時代に酒造りの伝統が花開き、明治には「天下の酒どころ」として全国的にその名が広まりました。
伏見は「伏水」とも呼ばれるほど酒造りには欠かせない豊かな地下水に恵まれ、御香宮神社の湧き水は名水百選に認定された伏見の七名水の一つ でもあります。

伏見では酒蔵めぐりの他、酒造の資料館や記念館の見学などを楽しむこともできます。また、四季を通し蔵元主催のイベントなども行われていますので、お酒が好きな方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

伏見の四季を楽しむ

四季の移ろいやイベントをゆっくり楽しめるのは、住んでいる方の特権ではないでしょうか。

商売の神様でもある伏見稲荷大社は、毎年初詣はたいへんな人で賑わいます。
お守りや可愛らしい焼き物の狐のおみくじも人気。近くに住むなら一度は初詣に足を運んでみたいですね。

冬から春にかけてはしぼりたての新酒の時期でもあります。
酒蔵の多い伏見では、酒蔵の軒下に青々とした杉玉が下がるのを目にすることができます。これは「今年も新酒ができましたよ」という印。この杉玉が茶色くなる秋には「ひやおろし」が楽しめます。

醍醐寺は「醍醐の花見」や紅葉で有名ですが、自然豊かな伏見エリアは他にも桜や紅葉を楽しめるスポットがたくさんあり、各所でライトアップが行われます。
水路沿いの桜は、十石船からも楽しむことができる春の人気スポット。川沿いを散歩しながら桜を楽しむこともできますが、川から眺めるのもまた趣があります。
また、城をバックに桜を楽しむことができる伏見桃山城公園の桜も人気。こちらは紅葉のシーズンも散策にピッタリです。

紅葉を楽しむなら御香宮神社もおすすめ。小堀遠州ゆかりの石庭では、真っ赤に色づく紅葉と石庭のコントラストを楽しむことができます。

1000年以上の歴史を持つ神社仏閣も多く、伝統ある行事も四季を通して行われています。
城南宮で春と秋に行われる曲水の宴は、奈良時代から平安時代にかけて宮中で行われた歌会を再現したもの。
平安装束の歌人が次々と歌を詠む姿は、近くに住むなら一度は見ておきたい行事です。

まとめ

京都市伏見区に住むなら知っておきたい見どころ・名所についてご紹介いたしました。
四季や行事・イベントなども気軽に楽しめるのは住んでいるからこそ。
新築をお考えで土地からお探しならぜひ京都市伏見区をご検討ください。

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展示場の見学の他、間取りプラン相談会や住宅ローン相談会などのイベントも行っておりますので、お気軽におこしください。
https://shikishima-home.com/

京都桃山住宅展示場までのアクセスはこちらから
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※本記事は、2021年11月9日時点の情報になります。

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