間取り

憧れの書斎が欲しい!書斎のタイプと押さえておきたいポイント4選

お父さんのあこがれNo.1の「書斎」。
最近は省スペースでも、自分のための空間として書斎をつくる方が増えてきました。また、家族みんなで使ったり、ワークスペースとしてお仕事のために使ったりと、活用方法も多彩になってきました。

今回は、書斎をつくる際に押さえておきたいポイント4選と、書斎のタイプ別ポイントをご紹介します。

書斎づくりのポイント4選

照明

書斎では主に何をして過ごされるのでしょうか?
読書をする場合や書き物をする場合、パソコンでの作業をする場合、細かな手作業を行う場合では必要な照明が変わってきます。
手元の明かりでもある程度はコントロールできますが、快適な書斎づくりのためにも、照明器具の取り付け位置、形、明るさ、光源の色など、照明計画はしっかりと考えておきたいものです。

コンセント

在宅ワークでは、パソコンでの作業を中心とされる方も多いのではないでしょうか。
いざパソコンを使おうとしたらコンセントが遠い、数が足りないということはないよう、作業内容に合わせて数と位置は押さえておきたいですね。

作業スペース

ノートパソコン一台で作業できる方と、資料などを広げて作業する方、図面や絵などを描くだけの広さが必要な方、それぞれに必要な作業スペースは違います。
作業台の広さも確認しておきたいところです。
作り付けのカウンターであれば、デスクの足に場所を取られず広い面を作業用に確保できます。資料などを広げながらの作業が中心であれば、L字形にするのも広く使えておすすめです。

収納力

書斎に何をどれだけ置きたいのかも大事なポイントです。
主にパソコンを使う、収納場所が他にもある場合はカウンターを設置するだけで足りるかもしれません。
省スペースに沢山のモノを置きたいという場合は、作り付けの収納もご検討ください。
吊り棚や書棚、壁の埋込収納など、省スペースでも収納力の高い書斎をつくることが可能です。

書斎のタイプ別ポイント

完全個室

サイズは問わず、他の空間と扉などでしっかり区切られた書斎です。
通常の部屋をそのまま書斎として使う場合や、寝室やリビングなどの一角を区切って使う場合があります。
集中して仕事や趣味に没頭したいという方におすすめです。

本や趣味の道具などたくさんのモノを置きたい場合は広さが必要になりますが、2帖ほどの広さでも個室として使う事は可能です。
省スペースで個室の書斎をつくる場合、作り付けのカウンターや棚を設置すれば、机や本棚などの家具を置く必要がありません。限られたスペースを有効に使うポイントになります。

半個室

書斎用に個室をつくるだけのスペースが取れない方、完全に書斎に籠ってしまうわけにはいかない方もおられるのではないでしょうか。
とはいえ、集中できる環境も欲しい。そんな場合は半個室の書斎がおすすめです。

3方は壁にし扉をつけないタイプ、腰高ぐらいの低い壁やスキップフロアで空間を区切るタイプがこれにあたります。
リビングなどのリラックススペースから書斎が直接見えないこと、腰高の壁で区切る場合は作業する手元が見えない高さにすることがポイントです。

オープンタイプ

個室や独立したスペースをとることが難しい場合は、デスクを置く、カウンターをつけるなどの方法で書斎のためのスペースを確保することになります。
また、家族で使うための書斎にするのであれば、オープンタイプが向いているでしょう。

オープンタイプの書斎をつくる場合、勉強や読書のための集中ができる環境を作るのなら、壁に向かって座る間取がおすすめです。
棚やカウンターを作り付ければ、階段下の空間や部屋の凹凸を活かして最小限のスペースを書斎にすることも可能です。

共有部分を使う場合が多いので、家事や移動の邪魔にならない場所につくることがポイントです。

まとめ

今回は、書斎のタイプとつくるために押さえておきたいポイントをご紹介しました。
注文住宅なら、あなたの理想の書斎を実現することができます。「書斎が作りたいけれどスペースがない」という場合も、ぜひご相談ください。

「書斎が欲しいけれどスペースが足りない」という方は、こちらの記事もご参考になさってください。
省スペースでも大丈夫!憧れの書斎を造ろう

書斎の実例が見たいという方のために、オーナー様のお宅やモデルハウスで見学できる施工事例をこちらの記事にまとめました。
アイディアいっぱい!書斎のある事例特集

「仕事をするのための書斎が欲しい」という方はこちらの記事もどうぞ。
自宅で仕事をする方必見!在宅ワークに適した書斎・ワークスペースのポイント

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※本記事は、2019年7月5日時点の情報になります。

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