坪単価はどうやって決まる?坪単価について解説!
2021年6月1日
坪単価の決め方って知っていますか?
家を建てたり、家を売買するようなことがない限り坪単価の決め方や算出の仕方は知らない人が多いと思います。ですがこれから家を建てようかなと考えている人は、坪単価について興味があると思います。
そこで今回は坪単価がどうやって決まるのかを解説します。
坪単価の基本
まず、坪単価とは家を建てるときの1坪あたりの費用のことです。1坪は畳2枚分でおよそ3.3㎡となっています。
坪単価を算出するときは
本体価格÷延床面積(建物の床面積の合計)=坪単価
を使い計算します。
例えば、3,000万円の住宅で延床面積50坪なら
3,000万÷50坪=60万円
ということになり、坪単価は60万円となります。
坪単価の算出はハウスメーカーにより変動する
前述の計算式を使えば、坪単価を算出することはできます。
しかし、注意したいポイントがあります。それは同じ条件の建物であってもハウスメーカーにより坪単価が異なる場合があるということです。
なぜハウスメーカーにより坪単価が変動するのでしょうか?
本体価格に含まれるものの違い
本体価格に生活に必要な照明器具やエアコンの設置費用、ライフラインである電気やガスの設置費用を含めているハウスメーカーもあれば、建物の価格だけとしている場合もあります。
とくに決まりはないので、本体価格とはどこまでを含むのかを確認する必要があります。
延床面積ではなく施工面積で割ることもある
延床面積とは、1階だけでなく2階や3階の建物全体の面積を合計したものです。それに対し施工面積とは、延床面積に含まれない吹き抜けやバルコニーなども含んだものです。
施工面積のほうが延床面積より大きい数字になるため、計算したときに施工面積で割った方が、同じ条件でも坪単価は安くなります。
坪単価は参考程度に
本体価格や割る面積の他にも、どの程度の設備を住宅に施工するのかや外観をどのようにするのかも坪単価に大きく影響します。そのため、同じ条件であったとして坪単価が大きく違うという場合もあります。
デザインにこだわれば、外観の凹凸が多くなりその分本体価格も上がります。水回りの設備を充実させれば、それも本体価格を上げる要因となります。
まとめ
今回は坪単価について紹介しました。
坪単価は建物の価格や面積によって決まりますが、ハウスメーカーごとに本体価格の算出の仕方や面積の概念が違うので事前に把握しておく必要があります。
しかし、今回紹介した坪単価の基本や算出の仕方を知っておけば、おおよその坪単価を算出することができるので、気になる物件や土地を見つけた際はぜひ参考にしてくださいね。
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注文住宅事業本部の設計士です。
設計士目線と女性目線、両方の角度からプランニングするのが得意です。
「家族が笑顔になれる」家造りを目指しています。
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