フローリング素材の種類と部屋のイメージ
2021年5月25日
部屋のイメージは、フローリングの素材や色味によって大きく変わることをご存知ですか？
一口にフローリングと言っても、種類がたくさんあってどんなフローリングを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、フローリング素材の種類と、部屋のイメージに合わせたフローリング素材をご紹介します。
目次
フローリング素材には3種類あります
フローリング素材には、大きく分けて3つの種類があります。
見た目だけではなく、価格やバリエーションなどにも違いがあります。
（1）無垢フローリング
無垢の木から作られている床材で、価格は高くなりますが木の質感を感じることができます。
オークやウォールナットなど、種類はさまざまで使用する木によって色味や硬さが異なります。
無垢の木は、気温や湿度などで収縮や反りが出てくることがあるので隙間ができることがあります。そのため定期的なメンテナンスが必要となり手間はかかりますが、高級感のある空間が得られます。
（2）挽板材複合フローリング
合板木材と呼ばれる板の上に、無垢材を貼り合わせて作られたフローリング素材です。
挽板材の種類が限られていることからバリエーションは少ないものの、見た目は無垢フローリングとなんら変わりはありません。
また合板木材と合わせられていることで、収縮や歪みがおきにくく、床暖房などの住宅設備との相性もいいのが特徴です。
（3）シート・突板複合フローリング
合板木材の上に、無垢材や木目調が印刷されたシートが貼られているフローリング素材です。
表面が印刷されたシートになっているので、木の質感などは感じにくいですが、価格の幅が広く、バリエーションが豊富です。
耐久性に優れているものや、お手入れがしやすいものなどがあるので、生活空間に合わせて選ぶことができます。
部屋のイメージで選ぶ
理想の部屋を作るためには、部屋のイメージに合ったフローリング素材を選ぶことが重要です。
それぞれの部屋のイメージに合うフローリング素材をご紹介します。
アンティーク調の部屋の場合
アンティーク調で落ち着いたイメージの部屋を作りたい場合は、木目がはっきりしているオークやチェスナットなどの暗めの色味を選びましょう。
アンティーク家具との相性もよく、おしゃれな空間を作り出すことができます。
ナチュラルテイストの部屋の場合
部屋をナチュラルにまとめたい場合は、メープルやサクラ材などの明るいベージュ系のフローリング素材がおすすめです。
部屋を明るく爽やかに見せてくれるだけではなく、空間を広く感じることができます。
ラグジュアリー感のある部屋の場合
高級感のある雰囲気にしたい場合は、ウォールナットやチーク材などの重厚感のある色目のフローリング素材がおすすめです。
ベージュ系でも少し暗めの色味を使うことで落ち着いた空間を作り出すことができます。
まとめ
フローリング素材と、部屋のイメージに合わせた素材をご紹介しました。
自分のイメージ通りの部屋を作るために、フローリング素材を選んでみてください。
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