間取り別おすすめのインテリアカラー
2021年4月30日
先日は色のもつ効果についてブログでご紹介いたしました。
今回は、アクセントクロスなどで取り入れたいインテリアにおすすめの色について、間取り別にご紹介いたします。
色の効果について
色には、見た目の印象だけでなく、心理的にも影響を与える効果があります。リラックスしたいなら心を落ち着かせる緑、元気や食欲が出したいならオレンジや黄色といった色の効果を取り入れることで、インテリアをより楽しみましょう!
色ごとの詳しい効果については、是非こちらの記事をご覧ください。
色の効果を知ってインテリアに生かそう
キッチン
料理をおいしく見せる効果のあるオレンジ、元気が出る黄色はキッチンと相性が良い色です。
清潔感を感じさせるタイルならお手入れもしやすく、素材自体もアクセントとなりますね。
対面キッチンの場合、作業は主にダイニングやリビングを向いて行われます。
特に、近年人気の高いオープンタイプのキッチンの背面やカウンター側面の色は、キッチン作業時には目に入りにくく、ダイニングやリビングからはよく見える個所。
この場所にアクセントクロスを取り入れるなら、ダイニングやリビングにとって効果的な色の方が良いでしょう。
間取りにもよりますが、LDKにアクセントクロスを取り入れる場合は、どこからよく見える場所なのかも考えて選びたいですね。
ダイニング
キッチンと同じく、食欲を促進するオレンジや赤、元気の出る黄色がおすすめです。
赤も食欲と元気の出る色ですが、あまり広い面で使うのは難しいので、アクセントクロスよりは家具やランチョンマットといったポイント使いが取り入れやすいでしょう。
リビング
リラックスできる空間にしたいなら癒しの緑や優しい気持ちになるピンク、来客対応でも使うなら安定感を感じさせる茶色、木や土といった自然の色を思わせるベージュも相性の良い色です。
アクセントクロスとして取り入れるなら、リビングの中でも視界に入りやすいテレビボードの後ろの壁に取り入れると効果的ですね。
また、大画面のテレビで映画などを楽しみたいなら、柄の目立たない黒やグレーといった暗めの無彩色や、ダークカラーをテレビの後ろに配すると画面に集中しやすくなります。
ワークスペース・スタディースペース
集中力を高める青、安定感を感じさせる茶色がおすすめ。
リビングやダイニングの一角にカウンターを設置してワークスペースやスタディースペースにするなら、カウンターの壁をアクセントクロスにすると良いでしょう。
寝室
心を落ち着かせる緑、眠りに誘う効果もある青が寝室とは相性が良い色。
中でもパステルカラーやグレイッシュカラーといった明る過ぎない色が疲れにくくおすすめです。
アクセントクロスの他、カーテンやベッドカバーといった広い面を覆うファブリックに取り入れても良いでしょう。
居室
日当たりのあまりよくない部屋なら、気分が明るくなる黄色などの暖色がおすすめ。
ハッキリした強い色は刺激が強く落ち着かない印象になってしまいますが、パステルカラーやくすみのあるグレイッシュカラーなら取り入れやすいですね。柄のある壁紙も、アクセントクロスなら取り入れやすくおすすめです。
まとめ
今回は、インテリアにオススメの色を間取り別にご紹介いたしました。
インテリアをお考えの際には、その場所で集中したいのかリラックスしたいのか、どんなシチュエーションで使う場所なのかを考えて、色の効果を取り入れてくださいね。
インテリアについて迷ったら、ぜひ当社の豊富な施工事例やモデルハウスを参考になさってください。
敷島住宅の施工事例
色の効果を見比べてみたいなら、同じお部屋のアクセントクロスの色を変えて解説したこちらの記事がおすすめです。
アクセントクロスの色による効果を見比べてみよう!
インテリアの色とあわせ、照明色も間取りを考える際にはこだわりたいところ。
シーン別のおすすめ照明色について解説した、こちらの記事もぜひ合わせてご参考になさってくださいね。
光を選ぼう!シーン別おすすめ照明色
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